2021年5月16日日曜日

Zoomで家族会

 昨夜は2時過ぎまで起きていて、朝寝を決め込んでいたら、8時半ころにショートメールの着信音で起こされた。長男から「久しぶりにビデオ通話しませんか?」とのお誘い。雨とコロナ禍でどこにも出かけられず、孫娘が会いたがっているらしい。
 1歳ころにも何度かやっていて、異存はなかったが、まだ寝たりない。「了解、あとで連絡する」と返信し、再び布団に潜り込む。

 10時に再度の着信メール音。さすがにこれ以上は延ばせないかと起き出し、Wi-FiやPCを起動してスタンバイすると、「弟(次男)も誘って、Zoomを使った家族会はどう?」との追加提案だった。
 実は正月に家族が集まった際に私から同じ提案をしたが、気乗り薄の様子で断念した経緯がある。コロナ禍の先行きが見通せないなか、ぜひ試すべきコミュニケーション手段だった。「OK、招待して」と一も二もなく応ずる。


 ほどなくして長男からの招待状がメールで届いた。リンク先をクリックすると、Zoomが自動的に起動。
 ところが、待てど暮らせど会議が始まらない。ガラホから「起動したけど、始まらんぞ」と催促したら、ようやく画面が切り替わり、孫娘の顔がPC画面に広がった。
 Zoom自体はリモートライブを企画した1年前にテスト済みで、戸惑いはない。ライブではないため、Wi-Fi接続速度は通常モードのまま。
 私は月曜にちょっとだけ会っているが、妻は3月上旬からずっとご無沙汰。孫娘は大喜びで新しいオモチャを見せたり、スマホのお絵かきソフトで画面越しに妻の似顔絵を描いたりしていた。


 20分くらいしてから、道南に住む次男が遅れて会議に参加。長男からの電話で急に起こされたそうで、Zoomの準備が全くなく、急きょアプリケーションのインストールから始めたらしい。

 普段家にいるのと変わらない雰囲気であれこれ話すうち、あっという間に時間が経過。Zoomは無料版で、3人以上の会議は40分で終了となる。いったん終わって再度開催するつもりでいたら、40分ちょうどに「自動延長されます」との不思議なメッセージが出現した。
 よく分からなまま、会議継続。結局1時間ほどが経過して、お開きとなった。その後の調べで、ホスト側が有料ライセンスを持っていれば、時間制限はないことが判明。
(長男夫婦は仕事の都合で有料Zoomを使っている)
 途中、次男に会社から電話が入り、自分のマイク音をミュートにして応対。明日の仕事で会う予定だった相手側メンバーの一人がコロナ感染してしまい、打合せが順延になったという連絡だった。なんとも怖い世の中になったもの。

 会議の終盤では孫娘が早めの昼食を食べ始める。そういう私も、開始直後には朝食を食べていた。こうした勝手気ままさ加減は、Zoom家族会ならではのもの。
「思っていたよりも楽しい。しばし会ってない友人と、オンライン飲み会もやれそう」と次男は語っていた。コロナ感染の不安がないオンライン家族会、たぶん次回もある。