2021年5月2日日曜日

決死の覚悟で買物

 新型コロナ新規感染者数が北海道で326人、札幌で246人と、いずれも過去最多を記録した。 約4割が感染経路不明で、やや遅れて判明する変異ウイルス感染も、じわじわ増え続けている。
 昨年2月頃から全国に先駆けて感染拡大が始まり、いつになっても収束する気配がない。昨日までの累計感染者数が都道府県別で8位、累計死者数が東京大阪に次いで3位という、不名誉な記録を更新中である。

 北海道の人口は都道府県別で8位だが、広さが群を抜く1位だから、こうもウイルスがはびこる理由がよく分からない。感染爆発の暑いインドの例をみても分かるように、寒さだけのせいではない気がする。


 怖くてうかうか外出もできないが、1週間前に調達した食料が底をつき始めた。最低限の食べ物や日常品は買わねばならぬ。グーグルの「混雑する時間帯」で空いていることを事前に確かめ、決死の覚悟で近くのザ・ビッグまで出かけた。
 長居を避け、必要な品に絞って手早く済ませる。いつもはトライアルを回って買う食パンや野菜ジュースが、この日は変わらぬ値段だったこともあり、まとめて買った。おかげで店はひとつで終了。
 帰路に地区センター図書館に寄り、この日が期限の本を返却ポストに投入。妻だけが閲覧室で3冊の本を借りたが、私は車の中で待っていた。
 家に戻って珈琲タイム。巣ごもり生活の楽しみとしてまとめ買いしてあるオヤツを、美味しくいただく。夕方からは雨が降り出し、巣ごもりGWに合わせたかのような、ぱっとしない陽気である。

 街からは、巣ごもり暮しに同調するかのように、オリンピック中止のカウントダウンが微かに聞こえてきた。それが少しでもコロナ禍収束につながって欲しいと願う。