2021年5月29日土曜日

わずかな晴れ間

 あまりにも寒く、雨もシブシブと降り止まない。散歩道の土手にはライラックの花が満開で、つまりはこの時期特有の「リラ冷え」ということか。
 陽射しがあれば寒さは一気に消え去るが、あいにく日射時間はゼロ。たまらず断続的にポータブルストーブを点け、妻は煮豆料理など作っていた。これが昨日のハナシ。


 今日も予報では雨だったが、午後から急に陽がさしてきた。例年この時期には近隣の公園で藤の花が美しく咲く。明日からも愚図ついた天気予報で、この機会をいかそうと妻を誘って車で出かけた。


 長雨の直後で、散策する人の姿はごくわずか。非常事態宣言発令中で、トイレ以外の施設はすべて閉じている。長居は避けて素早く園内を移動した。
 ハンカチの木は散っていたが、藤、モクレン、サツキ、ベニバナトチノキなどが見頃。果てしなき巣ごもり生活の中での、わずかな晴れ間を楽しんだ。

モクレン(マグノリア)
サツキ
ベニバナトチノキ