2021年5月14日金曜日

忘れな草を飾る

 昨日は実家不動産に関する契約日で、14時に不動産会社に集合。1時間くらいで終わるかと思っていたら、あれやこれや説明を受け、私を含めて延べ6人もの関係者が出たり入ったりし、打合せは延々続く。

 折しも札幌では新型コロナ感染者が爆発的増加中。普段は洗いながら5回は使い回す不織布マスクも、今回は新品を使った。
 消毒液やマスク、透明衝立などの各種感染対策は万全のように思われたが、札幌の不動産会社で先日クラスターが発生したばかり。漠然とした不安を抱えつつ、途中トイレに一度立っただけで、ひたすら耐えた。


 ようやく終わったのは3時間後の17時という長丁場。感染が怖く、飲まず食わずを貫いてかなり疲れたが、あとは目下手配中の相続登記変更に伴う書類の一部差し替えと、最終決済&引き渡しを残すのみ。少し先が見えたかもしれない。
 一夜明けても疲れが抜けず、午後のBS映画を観ているうちに突然睡魔に襲われ、残りは録画にして居間ベンチに横になった。疲れを感じたら休む。大事なコロナ免疫対策である。

 1時間ほど眠ってかなり回復し、近所の空き地に群生しているのを見つけた忘れな草を手頃な植木鉢に数株植え替えた。
 玄関前の車庫柱脇に置いた手製スツールの上に置くと、可憐な水色が映え、なかなか美しい。


 忘れな草は種や苗でも売っているが、北海道では道端や空き地に自生していて、わざわざ買う必要もない。
 歌や民話の題材としても知られ、まとまるとシバザクラなみの美しさ。真面目に増やしてみようかと思う。