昨年10月末に最新のらせんCTスキャンで肺の精密検査を受けた際、疑わしい影が2つ見つかり、4ヶ月後に同じ札幌複十字総合健診センターで再度の精密検査を受けることになった。
2月に入ってすぐに電話をしたが、担当医師のスケジュールが混んでいて、今日の14時にようやく予約がとれた。
12時50分に車で出て、最寄りの量販店経由で地下鉄に乗る。相変わらず窓は換気のために、上部5センチほどが開放されている。
途中からかなり混み始め、その多くが学生。会話もそれなりで、札幌の新規コロナ感染者が再び増加傾向のため、一瞬身を固くした。
混雑を避け、前回同様に札幌駅のひとつ前で降りて目的地まで歩く。15分前に着いて受付すると、予約スケジュールが徹底しているせいか、待合室はガラガラ。5分早く呼ばれた。
問診なしでいきなり放射線室に通される。肺CTスキャンには一切の食事制限がなく、大腸ガンや胃ガンの内視鏡検査に比べると、はるかに楽だった。
簡単に終わって、診察室に呼ばれた。悪化していれば面倒なことになると不安だったが、問題のあった右肺上部の影は前回よりも薄くなっていて、左肺下部の影には全く変化がなかった。
左肺下部の影は何らかの過去の治癒痕で、右肺上部の影はこのまま回復に向かっている可能性のある傷、との診断。
今後も年一回の住民健診でレントゲン撮影を受けつつ、1年後に再度のCTスキャンを実施。もし影が消えているか動きがなければ治療終了、との方針である。
影の増大という悪い結果はひとまず回避したが、しばしの要経過観察となった。
2019年の最新ガン統計によれば、男性のガン死亡数は肺〜胃〜大腸の順で、肺ガンが最多。父も肺炎で亡くなっており、遺伝形質はよくない。疑わしいものは徹底的に調べてもらうのが得策だろう。
14時35分に会計を済ませ、費用3,210円をカード払いする。結果はホロ苦だったが、思っていたより短時間で済んで助かった。