2021年3月3日水曜日

ワクチン怖い

 新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったが、今後自分の番が回ってきても、接種するかどうか未だ決めかねている。いまのところ強制力はないようで、やるかやらないかは最終的に自己判断。
 躊躇するのは、その信頼性。今日の新聞によると、日本での試験的接種で、早くも死者が出ている。ワクチンとの因果関係は不明だが、基礎疾患やアレルギーのない医療従事者の60代女性が、接種3日後に「くも膜下出血」で亡くなったという。

 接種が進むアメリカでは、すでに1099人が接種後に亡くなったと同じ記事にあった。これまた「因果関係は不明」と製造元のファイザー社はコメントしているが、「不明」という部分が逆に不安をあおる。
 接種後の死亡率は0.0015%ともあったが、3/2の時点で日本の新型コロナ死者数は8013人、単純に総人口で割ると死亡率0.0064%だ。ワクチン接種なしでも、その差は4倍ほど。劇的な接種効果とは言えないのではないか?


 世界で最もワクチン接種が進むイスラエルでは、2回の接種による発症予防効果が95.8%に上ったと、2月20〜21日にマスコミ各社が一斉に報じた。ただ、数値の算出方法が明確でなく、「予防効果」の意味もはっきりしない。
 仮に「接種はしたが、100−95.8%=4.2%の人が感染してしまった」ということなら、これまた劇的な接種効果とは言い難い。大仰な数字を並べ、単に大衆を安心させたいだけか?と勘ぐりたくなる。
 納得できずに独自に調べてみると、イギリスのBBCニュースに信頼できそうな記事を見つけた。「イスラエル、ワクチン接種で感染率低下の傾向 60歳以上は0.07%」とあり、サンプル数のほか、接種後に入院措置が必要になった数、死者数も明確に記載がある。

 接種後の感染率4.2%ならあえてリスクを犯さず、各種対策をこれまで通り続けて大人しく暮らすほうがマシのような気もしていたが、感染率0.07%なら10万人で70人の感染。かなり安心できそうな数字だ。
 だからといって、ただちに接種する気になったわけではないが。

※関連情報〜MAG2NEWS/2021.3.18
「安全性に疑問あり。それでも日本がワクチンを米から大量購入する裏事情」

※関連情報〜MBSニュース/2021.6.10
「接種から数時間後に女性が急死…真相究明求める遺族〜消去法でそれしかない」