2021年3月27日土曜日

春の散歩再開

 一昨日の法事で着た礼服に、かなりの汚れを発見した。よく考えてみると、買ってから10数年、一度もクリーニングに出してなかった気がする。
 自力によるクリーニングも考えたが、素材を調べるとウール100%。手洗い不可、とある。思い直してプロ業者に頼むことにした。

 10年近く前に利用していたスーパー内クリーニング店のサービスカードを探し出し、電話で料金を確認。カードが古くて交換の必要があったが、会員登録自体は有効で、1,320円の会員価格でやれることがわかった。


 運動不足解消には絶好だった日々の雪かきが、雪解けと同時に必要なくなった。散歩を再開すべき時期到来である。
 礼服をビニールケースに入れたまま手に持ち、散歩をかねて歩いて店まで向かう。街は春の陽気で、道には自転車で遊ぶ子供の姿があふれている。


 クリーニング店で手早く手続きを済ませ、妻に頼まれた買い物をして帰ろうとすると、出口には手をかざすだけで必要分の消毒液が吹き出る最新の手指消毒スプレーが設置してあった。
 足踏み式のスプレーは他の場所にあったが、センサー式のスプレーは珍しい。利用者側に立った店の対応といえる。

 個人法人を問わず、あらゆるジャンルでコロナ対応への姿勢が問われている。スピード感をもって対応できない組織は、たちまち脱落してゆくのではないか。そんな時代の厳しさを感じる。



 帰路、いつも歩く土手沿いの散歩道にも雪は見当たらず、10数羽の水鳥が気持ちよさそうに泳ぎ回っている。土手には早くもフキノトウが咲いていた。