2006年8月16日水曜日

トマトの柱

 トマトが毎日のように採れ始めた。特に昨夜食べた2個はものすごく旨かった。
 食べる3時間くらい前に採り、そのまま冷蔵庫で冷やして薄く皮をむき、スライスするだけだ。ドレッシングも塩も使わない。それでも、独特のウマミのようなものが滲みでてくる。
 無農薬有機栽培の造り出す味かもしれない。


 この地域は風が強いので、トマトは苗の時期から一株に3本の女竹を周囲に立てる。気温の低い時期はこの竹に、上下を切った大きなビニール袋をかぶせておく。
 茎が伸びてくるとビニール袋を外し、今度は竹に茎を順にひもでしばる。気温上昇と共に茎はどんどん伸びるので、ひもの数は結構なものだ。

 竹だけでは強い風にはもたないので、最近は4つの株の中心にタル木の太い柱を立て、そこから十字形に添木を出して12本の竹をがっちり結んでいる。これなら台風がきても倒れない。