先日やった南側木材外壁の改修作業で、数枚の残材が発生した。 再利用不可能なものは廃棄するが、傷みの少ない部分は切り出して、ウッドデッキ床材として再利用している。
傷みの進んだ床材に加え、床梁も同時に補修することにした。
傷みが目につくのは点検口の両端部を支える2×6ツーバイ材の床梁。隙間からの雨水侵入で、腐食が早い。床材の固定ビスを外して取り外してみたら、隠れていた部分にも大きな腐食を発見した。
設置10年目の2010年に腐食で新材に全交換していて、その後15年が経過している。3年前にも補修記録があるが、再利用できる部分も少なく、もはや廃棄するしかない。
相欠き部分の長さは180とし、小口を木酢液で防腐処理。乾いたのちにコーキング剤を塗って、L=65コースレッド2本で止めた。
他の床梁端部にも腐食を発見。床板で隠れた接合部は通気が悪いせいか、腐食が多い。この日は25度を超す夏日で西側での外作業は想像以上に暑く、日没も早い。早めに打ち切って持ち越し作業とした。
一夜明けて改修作業を継続。2×6ツーバイ材の外周部床梁にも腐食を発見。こちらも新材への全交換は回避し、傷んだ部分を1センチ電動ノコで削ぎ落として対処することに。
隣接の梁と段差ができて見映えは悪いが、機能面での問題はない。
同じ床梁を端部で支持する部材にも腐食があり、梁寸法が短くなることもあって、再生材をやり繰りして交換した。同時進行で床板2枚も再生材で補修交換。
補修すべき床梁はもう少し残っていて、体調や天気と相談しつつ進めたい。