2025年9月21日日曜日

守りの路上イベント

 2ヶ月ぶりに区内市民広場での自由参加型路上イベントに参加。5〜10月の第3日曜開催と決まっているが、前回は雨で流れた。
 今回も前日までの予報が雨で、2回続きの雨天中止か?と思われたが、当日未明までの豪雨が午前中で奇跡のようにあがった。

 前回と同じく、自宅から車で直接会場に向かう。最寄り駐車場に停めて11時10分に会場入りすると、閑散としている。
 しばらくして代表のMさんが現れ、エントリー表の1番に記入。続けて私が2番で記入した。こんなに早いエントリーは初めてだ。


 その後も参加者の出足は鈍く、6組ほどで止まった。常連数名の姿が、なぜか見えない。1週間前の地元紙日曜版に今回の街作りイベントが2ページにわたって大きく取り上げられ、参加者増が予想されたが、雨予報が影響したか?
 締切り直前になってパタパタと参加者が増え、最終的に10組がエントリーした。普段よりは少なめだが、数としてはまずまず。


 直前まで晴れていた空模様が怪しくなってきて、急きょ10分前倒しして始めることになる。
 トップは不動の代表Mさんによるサキソフォン独奏。エントリーが少なめで持ち時間に余裕があり、珍しく洋楽を3曲披露した。
 参加者の内訳は、弾き語りが5組、楽器演奏が3組、ボーカルが1組、ダンスが1組。弾き語りは全員がギターで、演奏が連続しないよう、代表のMさんが腐心した様子。

 私の出番は3番と早め。昼食抜きで歌うことにし、12時20分くらいから「夢」をテーマに3曲を歌う。

 夢の途中」(J-POP)
 ビューティフル・ドリーマー夢路より)」(クラシック)
 夢想花」(J-POP)


 2番目のボーカル歌手が歌い始めたとたん、急に雨が落ちてきて、参加者の多くが路面電車内に退避した。雨雲レーダーで確認すると、数分でやむ気配。譜面に透明プラカバーをつけて準備したが、私が始めるころには予報通りやんでくれた。
 エントリー数が多い場合は2曲でやめるつもりが、久しぶりに用意した3曲全てを歌うことに。J-POPの谷間となる2曲目にクラシックを配置できるのは、メリハリの面でありがたい。
 このところの天候不順のせいか喉の調子がいまひとつで、雨よりも喉の不調で不参加の可能性さえあった。
 黒豆茶や蜂蜜大根、のど飴や漢方薬など、あらゆる事前対策を施して、どうにか人前で歌える状態まで持ち込んだ。おかげで喉は70%ほどまで回復。

 雨はやんだが風が強くて冷たく、ジャンパーは着たままで歌った。加齢に伴って自律神経機能が衰えているのか、気候変動についていけない自分が悲しい。
 会場は終始30名ほどの入り。全体的には守りのライブで、あまり余裕なく進んだが大きなミスはなく、10分ほどで無難にまとめた。


 その後、昼食のサンドイッチを食べつつ珈琲を飲み、他の参加者の演奏を堪能する。
 今回はプロかそれに近い参加者が複数いて、レベルが高かったように思える。聴き手としては得をした。

 その後雨が降り出す気配はなく、14時15分で全員のパフォーマンスが終了。自宅帰着は15時5分と、これまでになく早かった。
 今年のイベントは来月がラストとなったが、10月は低温が予想され、参加するかどうかは自分の体調と相談して決めたい。