先日の本修繕ボランティアの際、係員から補修用の木製大型クリップが重宝していると聞かされた。図書貸出業務の合間に手掛けている本修繕作業が助手なしでやれ、大幅に時間短縮できているという。
もともとは本修繕ボラで必要に迫られて自作し、これまで大型を2個、小型1個を作って寄贈したもの。
月2回のボランティアメンバーだけでは補修が追いつかないらしく、もっとあってもよい印象だったので、ホームセンターで必要部品のボルト&蝶ナットだけは買ってあった。
梅雨のような天気の晴れ間を見計らい、久しぶりにウッドデッキに出てDIY作業をする。
端材のストックからL=400のヌキ板を選んで電動ノコで縦に割き、W=38の角材を2本取り出す。過去のブログ記事を参考に、7ミリのドリルで計4ヶ所の穴をそれぞれの部材に開ける。
位置は両端部から15ミリ内側と、片側のみ40ミリ間隔で2ヶ所を追加。過去に2度作った手法と同じだが、今回はボルトの着脱がスムーズに運ぶよう、ボルト径より1ミリ太い7ミリの穴とした。
・使用木材:厚さ16✕幅38✕長さ400✕2本
・使用ボルト:M6、L=70
・ボルト間隔:370、330、290
・対象本:A4判以下、最大厚38
穴の片側だけ10ミリドリルで浅く穴を広げ、通したボルトの頭が動かないようにする措置は従来通り。
ボルト長さはL=65とL=75を使ったと記録にあり、今回は中間的なL=70とした。ボルト仕様はすべてM6で互換性がある。