2024年6月7日金曜日

介護予防イベントに参加

 近隣地区センターでトーンチャイムの音楽イベントがあるというので、見学をかねて聴きに行った。
 主催はすこやか倶楽部と称する市の委託を受けた地域の介護予防センター。おおむね60歳以上の高齢者を対象に、月1回ほどのペースで介護予防を意図した各種イベントを企画運営している。参加費や事前申込みは不要。
 開始10時の5分前に会場の会議室に到着。受付で体温を測定し、氏名と連絡先、生年月日を記入する。全員がマスク着用で、窓は開け放たれていた。5類に変更とはいえ、この種の集いに新型コロナ対策はまだ必須のようだ。

 10時ぴったりに始まる。参加は女性ばかり30名ほどで、男性は私だけ。まあ、この種の場はだいたい女性上位の傾向にあるものだ。
 まず楽器となるトーンチャイムが全員に配られる。大型の音叉のような仕組みで、持ち手を握って前後に振ると分銅が音叉にぶつかって音が出る。


 音階は2オクターブ分ほどあるが、今回は初心者向けの1オクターブ分のみ。私は「ド」の音叉を担当することになる。単に演奏を聴くだけのつもりが、思いがけず自分も参加することになった。
 掲示板に貼られた歌詞と音階に従い、担当の音を順に出してメロディを奏でた。ハンドベルやオルゴールにちょっと似ている。

 1曲目は童謡の「故郷」。指揮者に合わせて音叉を振るが、イベントとしては過去に何度かやっているとかで、経験者も多い。特に問題なく形になった。
 30分やって10分休憩し、2曲目に童謡の「春の小川」を奏でてイベントを終えた。
 介護予防センター主催のイベントは以前から町内回覧板で知っていたが、参加は初めて。
 実は7年前に他の区で同じ事業の音楽講師をネット経由で依頼され、7回歌ったことがある。

 初参加の男性という珍しさもあってか、休憩中に係員がやってきて声をかけてくれた。過去に講師の経験があり、この地区でも誘われたことがあると伝えた。
 終了後に持参した経歴書等を渡し、ボランティア協力の申し出をした。介護予防事業にはいろいろ携わっていて、大きな戸惑いはない。過去の経験が今後活きるかもしれない。


 想定外の低温続きですっかり遅れたが、準備を整えた家庭菜園の土の温度が、ようやく発芽に適した15度を突破。かなり前に買っておいた山東菜の種を昨夕に蒔いた。
 昨年使った菜園の西側が害虫のひどい食害にあったのに凝り、今年は東半分だけを使う。最初の種も東端の細ネギのそばに蒔いた。木酢液や珈琲カスを動員して、食害に備えたい。