2013年に苗を買い、南西角のカエデの根元に移植したクレマチス(テッセン)が数年ぶりに開花した。
強い東風にあおられるせいか、移植後もうまく育たず、半ばあきらめていたら、3年後の2016年にようやくひとつだけ蕾をつけた。開花を楽しみにしているうち、なんと強風で蕾が落下。
あきらめきれずに落ちたツボミを浅い容器に入れて水を投入し、強引に花だけを咲かせた。
翌2017年にようやく3輪の花が一度に開花。やっと根づいてくれたかと喜びも束の間。翌2018年に壊滅的なエゾヤチネズミの食害に見舞われ、花どころか根を維持させるのが精一杯という状態に陥った。
5年ぶりに花を咲かせたクレマチス |
その後少しずつ茎を育てて、じょじょに復活。2019年8月に再び鮮やかな紫の花が一輪だけ咲いた。
(今度こそ復活)と思わせたが、その後はパッタリ咲く気配がない。全く気まぐれな花である。
さらに5年が経った今年、ようやく複数のツルが伸び始めたのを見て、先月末に支柱を強化してツルを誘引した。ネットで調べ、芽の先端部を剪定したりもした。
2016年、最初の開花 |
努力のかいあってか、ようやく開花を確認。移植してから11年目、都合6輪目の花である。咲けば美しいが、全く世話の焼ける花だ。
今日も風は強く、ツルを支柱にしばってあるので、何とか耐えている。過去の記録では7月と8月に咲いていて、6月の開花は初めて。今後の複数開花に期待しよう。
一度に3輪が咲いた2017年 |