2024年5月27日月曜日

剣先スコップ再修理

 2011年に買った2本目の剣先スコップ、木製の柄が再び折れた。
 剣先スコップは畑起こしや春先の氷割りのほか、杭を打ち込む際に掛矢代りに使ったこともある。DIY生活には欠かせないアイテムだった。

 新築直後の2000年、全体がスチール製の品をまず購入。長く使ったが、2011年に先端のサビで柄が木製の品に買い替えた。

2011年に買い替えた直後

 2017年にツタの根を掘り起こす際、持ち手近くが破断。6年持ったが、やはりスチール製に比べると強度では劣る。
 剣先部に異常はなく、持ち手側に除雪用スコップの柄をアルミポールを介して継ぎ足し、ボルト・ナットで止めて補修した。従来品よりも柄が長くなり、むしろ使いやすくなった。

2017年の補修後

 今回は剣先部と持ち手の両方に異常がなく、剣先の少し上あたりの柄が破断した。前回同様にツタの根掘り起こしが原因。
 補修後7年使ったことになり、再び補修して延命させることにした。

上が折れたスコップで下が交換する柄

 壊れた除雪用スコップの柄が保存してあり、長さも90センチと手頃のため、そっくり交換することに決定。
 活かすのは剣先部と持ち手。まず剣先部を固定しているリベットを電動グラインダーで切る。続けて持ち手のビスを緩めて古い柄を外した。

 剣先部と持ち手にあわせ、木製の柄を切ったり削ったりして加工。太すぎても細すぎてもいけない微妙な作業で、ノミで慎重に削る。
 調整後、剣先部の固定にはM5のボルト・ナット✕2組を使った。


 ひとまず2度目の補修は終わった。大事な剣先部にサビや歪みはなく、まだしばらくは使えそう。
 木製の柄は強度面で劣るが、スチール製より補修はしやすい。除雪用スコップは先端部の割れで廃棄するが、柄と持ち手は使えるケースが大半。保存しておけば、交換パーツとしてやり繰りが効くのだ。

2度目の補修が完了