剣先スコップは畑起こしや春先の氷割りのほか、杭を打ち込む際に掛矢代りに使ったこともある。DIY生活には欠かせないアイテムだった。
新築直後の2000年、全体がスチール製の品をまず購入。長く使ったが、2011年に先端のサビで柄が木製の品に買い替えた。
2011年に買い替えた直後 |
2017年にツタの根を掘り起こす際、持ち手近くが破断。6年持ったが、やはりスチール製に比べると強度では劣る。
剣先部に異常はなく、持ち手側に除雪用スコップの柄をアルミポールを介して継ぎ足し、ボルト・ナットで止めて補修した。従来品よりも柄が長くなり、むしろ使いやすくなった。
2017年の補修後 |
今回は剣先部と持ち手の両方に異常がなく、剣先の少し上あたりの柄が破断した。前回同様にツタの根掘り起こしが原因。
補修後7年使ったことになり、再び補修して延命させることにした。
上が折れたスコップで下が交換する柄 |
壊れた除雪用スコップの柄が保存してあり、長さも90センチと手頃のため、そっくり交換することに決定。
活かすのは剣先部と持ち手。まず剣先部を固定しているリベットを電動グラインダーで切る。続けて持ち手のビスを緩めて古い柄を外した。
剣先部と持ち手にあわせ、木製の柄を切ったり削ったりして加工。太すぎても細すぎてもいけない微妙な作業で、ノミで慎重に削る。
調整後、剣先部の固定にはM5のボルト・ナット✕2組を使った。