2022年9月2日金曜日

遅れて墓参り

 胃腸炎やコロナ爆発の影響で、今年はお盆の墓参りに行きそびれた。お盆に集まった家族はそれぞれが仏壇にお供えして合掌。
「お墓は本店で仏壇は出張所」といった考えを以前にどこかで聞いたことがあり、ひとまずの先祖供養は済んだつもりでいた。

 そんな折に、予期せぬ胃ガン宣告。(これは墓参りを怠ったバチが当たったのかも…)と一瞬思った。秋のお彼岸には少し早すぎるが、思い立ったときに行っておくべきと妻を誘って出かけた。


 午後一番に家を出て、途中のザ・ビッグで供花を調達。いつもの裏道を通り、1時間強で現地に着く。

 風もほとんどない好天に恵まれたが、お盆とお彼岸の谷間とあって、霊園内に参拝者はまばら。ちょうど霊園の芝刈り作業とぶつかって草刈り機の音が騒がしかったが、お参りに支障はない。
 墓の周囲の雑草抜きや墓の清掃から始め、花や菓子を供えて線香をあげ、近況を報告。同時に手術の無事を祈った。
 30分ほどいて帰路につく。北に位置する六花亭真駒内店でピザを食べて帰るのが常だったが、6月末の旅行で食中毒の原因になったかもしれないピザは当分食べたくないと妻が言う。
 そこで今回は帰るルートを東廻りに変更し、途中にある宮田屋珈琲美しが丘店に初めて寄ってみることにした。



 宮田屋珈琲店は現時点で市内に9店舗存在するが、これまで東苗穂店と大麻店には行った。それぞれ特徴のある店舗デザインとメニューがあり、全店舗制覇をひそかにめざしている。
 美しが丘店はオレンジの瓦風屋根にレンガと黒い木を外壁に使い、他店舗とは異なった異国情緒溢れるイメージが特徴。人気があるのか、20台近くある駐車スペースには1台しか空きがなかった。

 時間は15時過ぎで、あまり空腹でないと妻が言う。珈琲はパスして、珈琲カップに盛られた「宮田屋あんみつ」(600円)を注文する。
 味は他店で保証つきで、ウッディなインテリアを堪能しつつ、あっという間に食べ終えた。


 30分ほどで店を出る。札幌新道経由で走り、16時すぎには家に着いた。墓参では初めて通るルートだったが、途中に平岡公園もあって、行楽をかねた墓参りには向いている。



 帰宅後に居間南に張ってあった遮光ネットを片づける。残るは西側の遮光ネットだけとなった。
 その後夕食用の高野豆腐煮付けを作り、弾き語りの練習もやって、濃密な一日を終えた。