9月は防災月間である。4年前の強力台風による車庫被害、続けて起きた北海道胆振東部地震とそれに伴うブラックアウトもまだ記憶に新しく、定期的な防災用品のチェックは欠かせない。
食料や医薬品の備蓄は万一の新型コロナ感染に備えて日々怠っていないが、質が異なる地震や台風への備えは例年この時期にやっている。
まず、床下収納にしまってある飲料水の更新。ペットボトル飲料水は内容確認のみで、20Lと12Lのポリタンクに詰めた飲料水は中身を完全に入れ替え、更新日付をラベルに記入した。
古い水はバスタブに入れて70度(75度では熱い)のお湯でうめて入浴。一部はトイレ洗浄水にも転用し、無駄なく使い切る。
同じ床下収納には、昨年から5回分の簡易トイレも追加した。いざとなればトイレは別手段もあり、使う機会はないかもしれないが、いちおうの備えである。
本来は地下空間のライブ用として買った乾電池式のLEDライトは、4年前のブラックアウトの際に重宝した。
先日の短い停電時に、暗闇の中探し当てるのに苦労したため、最近になって居間の階段下に付属のクリップで止めた。
非常時のLED懐中電灯は2階寝室引戸そばと1階玄関ホールの2ヶ所にもあり、日常でもよく使っている。
最後にカーインバータの動作チェックをする。
車のバッテリにつないでDC12VをAC100Vに変換する装置で、停電時に家電が車のバッテリで駆動可能になる。
4年前のブラックアウトに懲りて買い、給湯ボイラや冷蔵庫、液晶テレビ、ノートPC、Wi-Fiモデムなどをやり繰りしつつ、最低限使えることを確認済み。
新車に換えてから一度もテストしてなかったが、以前にまとめた記録に従ってボンネット内にセット。60Wのライトを使ってテストすると、バッテリ電圧13.8〜14.0Vで安定して使えた。
使う機会がそうあってはたまらないが、ひとまず安心できそう。 午後からは妻を伴い、月末に予定されている胃ガン手術とそれに伴う入院に関する説明を受けに病院に行った。
予約は15時だったが、診察室に案内されたのは16時半。主治医からの話は先月私が聞いた内容とあまり変わらず、待つことに慣れていない妻は、疲れ切った表情をみせていた。
ともかくも、治療の方向性は決まった。あとはよい結果につながることを祈るのみ。