2022年6月6日月曜日

地味にメンテナンス

 再開第1弾となる弾き語りライブを無事に終え、諸々の準備や心理的ストレスから解放されたせいか、昨日は1日ボーと過ごした。
 久々の好天に恵まれた今日、住宅メンテナンス系の雑事を順に片づける。

 最初はこのところずっと取り組んでいる床下の清掃。ユーティリティ下に一部未清掃の場所を見つけ、潜り込んで溜まっていたホコリを除去。アリの気配はないが、巣の材料になりそうなものは取るに限る。
 先日亀裂を発見し、コーキング剤でふさいだ洗濯機パン下の配管からの漏水は、いまのところ見られない。今後も要経過観察だが、ひとまずは応急措置が効いている。


 続けて居間のテレビ下に発見したアリの巣を処置する。土台の隙間に動くアリの姿が先日見え、積もった木屑を除去して隙間全体をコーキング剤でふさいだ。周辺にはホウ酸の粉末をまく。
 ホウ酸はアリだけでなく、害虫全般に効き目があるという。これまで熱湯や洗剤液に頼ってきたが、目の消毒用に買ったホウ酸が余っているので、試してみたい。
 休憩なしで車庫屋根に上り、豪雪による傷みがないか確認する。最大1.5Mの雪が積もったが、設計値では3Mまで耐えられる屋根材、どこにも変形はみられない。
 割れていた固定ビス用のプラ座金数枚を交換し、屋根と外壁の隙間を塞ぐ防水テープの一部剥離をドライヤーの熱で再度固定する。施工マニュアルにはないが、アスファルトを使った接着なので、熱で溶かして圧着すると復活することがわかっている。

2022.2.24 わずかに南へ傾いている
2022.6.6 ほぼ鉛直状態に戻った

 珈琲タイムをはさんで、車庫軸組に使っている12ミリボルト類の締め直しをする。
 豪雪による積雪深が最大の時期に車庫の柱先端が南に4ミリほど傾いたが、雪が消えて再度測ってみると、施工時の鉛直状態に戻っていた。ただ、豪雪によって軸組全体が緩んでいる可能性があり、安全のため全体を締め直すことに。

 締め直しには2本のモンキスパナを使う。高所作業となるため、ヘルメット装着は必須。
 施工1年後にもやったが、3年後となるいま改めてやると、どのボルトにも1回転近くの緩みがあって驚いた。豪雪のせいだけではなく、単に木材の乾燥収縮が進んだためとも考えられる。


 作業時に傷をつけぬよう、車庫の車は南側駐車場に退避させた。床が一時的に広々としたので、物置引戸を外して戸車の調整をする。
 これまた豪雪の影響か、左引戸の上端にわずかな隙間ができている。右側の戸車に2ミリほどの樹脂パッキンを挟み込んで修正。隙間は解消された。

 最後にコンクリート床の汚れを紙ヤスリでこすって落とす。すべて終えて家に戻ると、18時近くになっていた。
 メンテナンス系の作業は地味で形にもならないが、住宅を長く健全に保つには欠かせないのだ。