洗濯したあと、洗濯機パンに置いてある雑巾が、かなり濡れている。不審に思って妻に聞くと、雑巾は使っていないという。もしや排水トラップの目詰まりでは?と疑った。
4年前にも似たことがあり、排水トラップを分解して詰まった綿埃を取り、解決した記憶がある。排水トラップの定期清掃は重要な住宅メンテナンス事項のひとつ。いい機会なので、さっそく実行した。
洗濯機を移動し、4年前と同じ手順で排水トラップを分解するが、大きな目詰まりは確認できなかった。各パーツを清掃し、外した順に並べてあったゴムパッキンやプラリングを逆の手順で元に戻す。
洗濯機内のゴミ取りネットが満杯だったため、掃除して空にした。その後の通水試験で異常は確認されない。
続けて横にある洗面所の排水トラップを掃除する。こちらはパイプ洗浄剤をたまに流すくらいで、新築後23年、本格的な分解掃除は一度もしていない。
3ヶ所の連結ネジと下端のストレーナー口を緩めて外し、内部を歯ブラシで清掃。こちらは驚くほどの泥汚れが出てきた。洗面台目皿周辺の定期清掃は怠らないが、くぐり抜けた汚れがこれほど溜まっているとは。パイプ洗浄剤はあまり効いていない感じだ。
最後に真水を上から何度か流してバケツで受け、念を入れる。逆の手順でパイプ類を組み直して終了。
こちらも驚くほどの油汚れが内部にこびりついている。分解が不可能な床から下のパイプを掃除中、歯ブラシやキッチンペーパーをパイプ内に落としてしまい、取り出すのに大変な手間がかかった。パイプ掃除用の専用ブラシを準備すべきだった。
浴室にも排水トラップはあるが、半年ごとの分解掃除で事足りている。今日やった感じでは、洗面所は年1回、台所は浴室と同じ年2回の分解掃除が必要かもしれない。
DIY難度は5段階中の4程度で、配管の構造にある程度通じていないとやれない。