今年も今日を含めて残り4日となり、 大掃除は終わって雪かきもない。年賀状は出さないため時間に余裕があり、今年最後、通算3度目の「ぼっちライブ」をやることにした。
年末なので何かひと工夫を…、と考えるうち、今年亡くなった昭和歌謡系の作詞家作曲家の曲を歌うことを思いつく。ある種の追悼にもなる。
筒美京平、中村泰士、なかにし礼の各氏の作品をアトランダムに選択。16時45分からの1時間余りで、計12曲を歌った。
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飛んでイスタンブール」
久しぶりに歌ったせいか、メロディの一部を忘れていた。2度歌い直し、ようやく思い出す。
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今は幸せかい」
好きな曲だが、リクエスト一覧に入れても全く要望がなく、いまはリストから外している。今日、最も気持ちが入った曲だった。
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北酒場」
どこかの夏祭りで一度歌った記憶あり。
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石狩挽歌」
旧青山別邸(小樽貴賓館)に歌詞の石碑がある。以前に仕事で何度か行った。好きな曲で、リクエストを数回もらった。友人にも熱烈なファンがいる。
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喝采」
たぶん一度も人前で歌っていない。名曲なので、一応リクエスト一覧には入れてある。
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花の首飾り」
たまにリクエストがある。若い頃からずっと歌っていて、路上ライブでも歌う。
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ブルーライト・ヨコハマ」
路上ライブの1曲目ではよく歌った。若い人にも人気あり。
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人形の家」
路上ライブでは何度か歌ったが、反応が弱いので次第に歌わなくなった。自分には曲の世界観がつかめていないのかも?
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まつり」
ニギヤカ系の曲を求める介護施設では間違いなく受けるが、今日の気分にはシックリこない曲だった。
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別れの朝」
介護施設以外でよく歌う。今日歌ったなかで、唯一の洋楽系。
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ルビーの指環」
選択した3人の作詞家作曲家の作品ではないが、昨日のNHK「The Covers」で寺尾聰本人の歌唱を聴き、急に歌いたくなった。ときどきリクエストが出る。
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また逢う日まで」
介護施設や公的空間、路上ライブなど、場を選ばず受けるユーティリティソング。
最後近くになって、予期せぬトラブルが発生した。「別れの朝」の2番を歌っている途中、突然タブレットの電子譜面が真っ暗になり、続行不可能になった。いろいろやっても回復せず、急きょ予備タブレットを起動して歌い終えた。
いつもは同じセットを予備タブレットで開いておき、スリープ状態で待機させるが、今回は「ぼっちライブ」のため、その準備がなかった。もし妻以外の聴き手がいる場だったら、あわてただろう。
終了後に再度修復を試みる。起動ボタンの長押しでも回復しないが、完全に壊れたわけでなく、音量ボタンや充電ランプには反応がある。
思いついてHDMI端子からケーブルでテレビにつないでみると、ちゃんと画像は出る。テレビを見ながら操作してどうにか強制終了させ、再度起動したら、普通に使える状態に戻った。買い替えはひとまず回避できそう。
以前にも確か同様のトラブルがあった気がする。どうやら液晶に画像データを送る経路に問題があるようだ。
今後同じタブレットをメインでは使えそうになく、予備タブレットと主役交代させることにした。