26年前の新築時に設置した居間のペンダントライトが最近になって暗くなり始めた。ランプシェード内部に張った画用紙の劣化によるもので、調べてみたら前回張り替えてから8年が経過していた。
最初に張り替えたのが11年前のこと。シェード内のプラスチック板が劣化し、ヒビ割れて変色していた。考えたすえに買い替えを回避し、ヒビ割れ部をセロテープで補修したのち、A3コピー紙で原寸型取りしてA3インクジェット紙4枚を分割して内側に張った。
明るさは見事復活したが、3年後に張った紙が再びの劣化。4枚の分割張りが面倒で、張替えは2分割で済む四つ切画用紙に変更した。
インクジェット紙より相性がよかったのか、その後8年も使った。
残った糊を濡れ雑巾で落とし、はがした紙を使って新しい画用紙の型取りをする。要領はこれまでと同じで、問題なくやれた。
1個目が終わったところで珈琲タイム休憩。15時を過ぎると室内が薄暗くなり始め、照明なしでは細かい作業ができない。終わったばかりの1灯目を点けて作業を続ける。
外したついでにシェードの外側や電球の掃除も施し、計1時間半ほどで2灯分の作業を終えた。
ひとまず明るさは改善したが、内側のプラスチック板や外側の布カバーの劣化はさらに進んでいる。張替えによる延命措置も、そろそろ限界に近づいた感。数年後には買い替えを検討すべきかもしれない。
(実は製品には「紙や布を内側に貼らないこと」と注意書きがある。はがれて電球にふれ、火災につながる危険性があるためと思われる。試みる場合は各自の判断でお願いします)