2025年11月6日木曜日

メルカリ出品で戸惑う

 8日前にメルカリに出品した車のチャイルドシートが売れた。5年前に孫娘用として買い、身長が伸びて不要になったもの。
 あまり使う機会がなく、状態はよかった。新品価格を調べると物価高騰のあおりからか、かなり値上がりしている。メルカリでの中古相場を慎重に調べ、状態等も考慮して価格設定した。

 購入層が若い母親中心と想定し、出品は平日火曜日の15時と決める。思惑通り反応はよく、はやばやと「いいね!」が複数ついた。
 過去3回と同様、出品前に梱包は済ませてあり、いつでも送れる状態だったが、その後閲覧数は順調に増えつつも、購入には至らない。前回出品した万博ガイドブックが3ヶ月かけて売れた経験から、急がずにじっくり構えるつもりでいて、しばしの様子見を決め込んだ。


 8日目になって「いいね!」が5つになった直後、売れたとのメール連絡が届く。当日や翌日に売れた過去2商品に比べると遅いが、まずまずの結果だった。

 ところが、購入お礼メッセージの手続きをするうち、他のユーザーからコメントが届いていることに気づく。
「購入を検討していますが、◎◎円までの値下げは可能でしょうか?」との打診。いわゆる「値下げ交渉」というメルカリ独特の慣例で、10%ほどの値下げを希望していた。
 メルカリ出品では初めての経験だったが、すでに商品は設定価格で売れている。コメントは購入の6時間ほど前で、気づくのが遅れたお詫びをしようにも、購入済みの商品にはコメント送信が不可能だった。

薄手ビニール袋+プチプチ緩衝材で梱包。
さらに厚手ビニール袋で梱包。
110サイズに収めるべく、周囲を布ガムテープで固める。

 なぜ値下げ交渉の連絡がなかったのか調べてみると、購入と違ってメールでの連絡はしない仕組みのようだ。スマホのメルカリアプリで「お知らせ・機能設定」→「プッシュ通知」から、「値下げ依頼のお知らせ」をオンにする必要があった。
 メルカリ出品の経験が浅く、主な操作をPC経由でやっていたのが見落としの原因。「PCから操作していますので、対応が遅れることがあります」とプロフでふれてはいたが、失態だった。
 ともかくも、商品は翌日に送付手続きを終えた。梱包は薄手ビニール袋→プチプチ緩衝材→厚手のビニール袋(ミシンで縫製した自作品)の順に包んだが、大きさが宅急便110サイズでぎりぎり。
 クロネコ営業所で手続き前に梱包状態を見てもらい、さらに段ボール箱に入れることも想定していたが、問題なかった。
(120サイズなら、送料が150円高くなる。これは大きい)

 メルカリ出品4度目にして過去最大の商品となり、送料も千円を超えた。それでも街のリサイクルショップに比べて利幅は格段に大きい。手間を惜しまないことだ。