2025年11月4日火曜日

MDFボード張り終了

 一昨日から作業していた玄関ホール東壁の上張り補修が、3日がかりで終わった。好天に恵まれたが、16時近くになると室内が暗くなるため、ライトを点けて作業。

 全部で3枚あるMDFボード、1日目の前半は切断なしで張るだけで済むクローゼット側を、要領をつかんだ後半には玄関側の1枚を張った。
 どちらの壁にも自作のコート掛けが設置してあり、クローゼット側は単純に外して同じ場所に再固定。玄関側には木製の手すりもあり、さらには外灯用のスイッチがある。厳密に採寸してボードに穴を開ける必要があった。

 玄関側のコート掛けは来客用ハンガーを掛けやすく作り直そうと思っていて、いったん保留とする。他は元の位置になんとか収まった。

1m定規をガイドに使い、窓廻りの3枚目を切断中。
足元照明部分の開口処理。穴をざっと開けてノミで切る。
窓廻りの3枚目の加工が終了。

 2日目には最も難しい窓廻りの3枚目を張る。窓と付随する窓台を回避してボードを切るほか、段差のある階段の一部も回避し、足元照明の穴を開ける必要があった。

 形状が非常に複雑で、スケッチ図を描き起こしたのち、電動ノコや電動ドリル、カンナやノミ、紙ヤスリを総動員してミリ単位での細かい作業を続けた。
 ぴったり合うまで何度も微調整し、珈琲タイムまでにどうにか満足できる収まりを得る。


 3日目の今日は保留事項だったコート掛けを作る。仕様についてずっと考えていたが、最終的に玄関横にある木製手すりと同じデザインとし、長さと高さだけ変えた。
 あいにく手すりと同じ部材がなく、手持ちの端材を挽き割って、20×28〜1100長の部材を作り出す。
 丸棒を挟んで壁から20ミリ外に持ち出し、ハンガー掛けとする。窓側にはコート掛け用のゲンコ×2個を設置し、既存の帽子掛とデザインを合わせた。

 これまで使っていたコート掛けは木製台座ごと窓下に移動。背の低い孫娘のコートや、冬用の手袋等を掛けるのに使う予定。


 珈琲タイムまでに全作業が終了。ボードの固定にはスリムビス20ミリを使い、固定間隔は下地の胴縁材を意識し、外周部で230、他は455とした。
 面倒そうでなかなか踏ん切りがつかずにいたが、いざ始めると元来の手作り好きの虫が騒ぎ、案外簡単にやれた。玄関ホールがすっきり明るくなり、いい正月を迎えられそうになってきた。