2024年7月11日木曜日

腹部エコー検査

 月曜に予約した大腸ガン&胃ガンの転移検査の日。以前と異なり、今回は予約時間が自由に選べた。スケジュールを調整し、今日の10時を選択。10分前に着いたが、診察室に呼ばれたのは1時間後。
 1年ぶりで主治医に挨拶し、最近の体調などを問われる。この1年で大きな変化はなく、体重は1kg増えて目標としていたBMI標準体重まで戻している。

 いつも通り、血液検査とエコー検査を続けてやることになる。採血は簡単に終わったが、その後のエコー検査が順番待ちで、検査室に呼ばれたのは1時間後の12時。
 検査自体は20分くらいで終わり、結果がわかるまで持参したサンドイッチと珈琲で軽い食事をとる。検査に備えて昨夜から絶食中で、空腹だった。
 いつものように誰もいない談話コーナーに移動。待合室とは空間がつながっていて、万一呼び出しがあってもわかるようになっている。


 食事後もなかなか呼ばれず、文庫本やスマホで時間をつぶす。10インチタブレットも持参したが、どうやっても病院内Wi-Fiにつながらない。対してスマホはあっさりWi-Fiにつながって、読み残した朝刊や青空文庫の本がスムーズに読めた。
 タブレットはおそらくネットワークの対応が古いのだろう。画面が大きくて見やすいが、時間つぶし用に持参するのは無駄と知り、今後はすべてスマホでまかなうことにする。
 13時近くになってようやく診察室に呼ばれ、結果の説明を受ける。
 血液検査に大きな問題はなく、肝機能に関わるγ-GTPは41まで下がっていた。ASTとALTも基準値の半分ほどで、一時問題のあった数値はいずれも大幅に改善されていた。

 エコー検査では「肝臓嚢胞(水の袋)」「腎臓嚢胞&石灰化」「前立腺肥大&嚢胞」「腹部大動脈の軽度石灰化(動脈硬化)」の4つを指摘された。
 いずれも深刻なものではなく、嚢胞関連は今後も経過観察。前立腺肥大は別の泌尿器科で定期検診を受けている。動脈硬化の兆候は年齢からすれば、普通に見られる程度との指摘だった。
 過去に2つの消化器系ガンに罹患しているせいか、検査は胆嚢、膵臓、脾臓も含め、腎泌尿器領域まで丁寧にやってもらえて安心できた。

菜園の隅に根づいたカーネーション

 胃の内視鏡検査はスケジュールの都合で1ヶ月後に決定。昨年やった大腸内視鏡検査は、今年はやる必要がないとのこと。こちらはすでに術後11年が経過し、このまま寛解という可能性もなくはない。
 13時40分に会計を済ませて終了。治療費は3,360円のカード払い。今回は健康保険証ではなく、マイナカードを使った。初めて利用したが、カメラであっさり認識してくれた。

 出たついでに、朝採ってきたばかりのラズベリー270gを届けに長男のマンションまで行く。
 採ってから4時間以上が経過していたが、大きめの保冷剤とプチプチ袋で包んであり、鮮度をキープしていた。