「自転車のタイヤがおかしいの」と、買物に出ようとしていた妻が訴えた。空気を入れるとタイヤが異常に歪んだという。確かめると後輪のタイヤの一部が裂けていて、バースト寸前。中のチューブに異常はないが、早急にタイヤの交換が必要だった。
その日は段差を極力避けて慎重に走るよう伝え、ただちに交換すべきタイヤをネット検索する。
ブログの記録によると、自転車を買ったのは6年前の4月。当時も7年乗った自転車がタイヤのバーストを機に新しく買い替えている。
前回に比べて数ヶ月早いが、週に3回×5キロ乗ったとして、月に60キロ走行。3月中旬から12月中旬まで、9ヶ月間は乗るから、1年で軽く500キロを超える。6年乗って3000キロとなり、酷使でタイヤに寿命がきてもおかしくない。
自転車のタイヤ交換は過去に何度もやっているが、前輪に比べるとチェーンが関わる後輪の作業難易度が格段に高い。直近では2009年に後輪タイヤの交換をやっている。
タイヤの仕様はリムの空気バルブ横に刻印してあり、24×1-3/8。価格はヨドバシカメラのネット通販が最も安く、「シンコーDEMING製」が送料込みで1,190円だった。
ただちに注文し、4日後の今日届く。気温が30度を超す真夏日で、25度まで下がって凌ぎやすくなった16時半から交換作業を始めた。 まず後輪タイヤの空気を抜く。ハブ軸ナット&ワッシャーの両側をモンキスパナで外し、次にペダル横にあるチェーンカバー固定ビスを緩め、中のチェーンをマイナスドライバーで外側に外した。