2023年2月25日土曜日

防寒長靴を延命

 5シーズン使った防寒長靴のくるぶし付近に、かなりの亀裂を見つけた。調べると左右あわせて4ヶ所あり、左足の内側部分が最もひどい。

 防寒長靴を使い始めたのは、いまの住まいに越してきてから。風雪が厳しい地域で、除雪や屋根の雪下ろしには必須のアイテムだった。
 2005年に買った最初の靴は価格不明で、底の傷みにより5シーズンで廃棄した。
 2010年に買った2代目の靴は880円の破格値。3シーズンで今回同様くるぶし部分に亀裂が入り、自転車パンク修理具で補修しつつ、計8シーズンも使い続けたと記録にある。


 いま使っている靴は3代目となり、2018年にワークマンで1,580円で買った。廉価品の場合、防寒長靴の寿命はおよそこれくらいだろう。
 つまりは買い替え時期到来ということだが、冬もすでに終わりに差し掛かり、店頭にある防寒長靴は半値のバーゲン品。サイズは3LやMばかりで、自分に合うLは見当たらない。
 そこでこれまで同様に、修理して延命させることにした。

2代目(左)と3代目(右・現在使用)

 コーキング剤を充填すれば亀裂が埋まるかも?と考えて試みたが、失敗。ゴム糊を亀裂部に流し込んで接着を試みるが、こちらもうまくいかない。やはりこれまで通り、パンク修理具を使うしかないようだ。

 手持ちのパンク修理具が残り少なく、ラバーゴムとゴム糊が古いせいか、これまたうまく接着しない。100均Seriaでラバーゴムの数が多いパンク修理具が入手可能と知り、さっそく買ってきた。


 自転車パンク修理は得意分野だが、長靴の場合は表面にエンボス加工などあって、やや勝手が違う。
 まず亀裂周辺を電動サンダーで入念に均し、慎重に作業したが、4ヶ所のうち右足の内側部分を失敗し、貼り直しを強いられた。


 本来は自転車用なので、ラバーゴムの周囲に赤い色がついているが、ともかくも亀裂はふさがった。
 水が入り込む位置ではなく、なんとか来シーズンまでは持ちこたえて欲しい。いずれ適当なバーゲン品でも見つかれば、ただちに買い換える予定ではいるが。