2022年7月29日金曜日

泌尿器系の精検

 一昨日の大腸ガン転移を調べるエコー検査で指摘された腎臓結石を始めとする問題点を詳しく調べるため、紹介状を持って指定された泌尿器科に行った。
 病院は以前にカフェコンサート等で何度か通ったJR琴似駅近くにあり、車で25分ほど。事前にグーグルマップで16時過ぎが空いていることを確認してあり、16時10分に着くと院内は情報通りガラガラ状態。

 紹介状を提出し、初診用の各種書類に記入して、まず尿検査のための採尿をする。その後CTスキャン室に呼ばれた。
 CTスキャンは3月の肺精密検査時にもやっていて、放射線量が気になったが、この病院では「low-dose CT検査」という低線量の機器を使っており、安心感はある。


 昼食やオヤツを普通に食べてきたが、泌尿器系のCTスキャンに食事制限はないようだ。10分ほどで簡単に終わって、続けて血液検査用の採血をする。
 ほとんど待ち時間なしで診察室に呼ばれ、腎臓や尿管、膀胱周辺に結石は一切ないことを知らされる。一般的にはエコー検査よりもCTスキャンのほうが情報量が多く、結石の有無はCTスキャンが信頼度で勝るはず。
 尿検査にも全く異常がなく、指摘された「左腎臓に結石」「左の尿管が肥大」「前立腺に嚢胞らしきもの」等々は検査の誤差によるものだった可能性が高い。
(この2日間で石が自然排出された可能性もゼロではないが)

 ただ、前立腺が通常より20%ほど肥大していて、小さな結石があるという。いずれも現段階で治療の必要はないとのこと。
「膀胱付近が時折ジクジクと痛む」は前立腺結石に起因する前立腺炎の初期症状だった可能性がある。いろいろ悪い想像もしていたが、正直ホッとした。
 6年前にやって異常がなかった前立腺ガンの検査も再度やってもらうことになる。結果は1週間後に判明する。
 同じ日に超音波を使って「残尿測定検査・尿流量測定」もやると言われた。初めて聞くが、前立腺肥大や過活動膀胱の程度を調べる検査らしい。

 16時50分に終わって、診察費は6,570円のカード払い。泌尿器科に掛かるのは38年ぶりだが、身体のメンテナンスという意味ではいい機会と考えたい。