2022年7月24日日曜日

胃腸炎に翻弄

 この6日間、突然の胃腸炎に苦しんでいる。始まりは7/19昼食後の下痢から。これまで夕食を食べすぎたりして下痢することはけっこうあり、正露丸を飲むことで治まっていた。
 症状はそうひどくなく、その日は珈琲やアルコールを抜き、夕食は消化のいいカレーライスを食べた。新型コロナの症状のひとつに下痢があり、念のため熱を測ると36.8度。普段より高めだが平熱の範囲だった。喉の痛みや咳、嘔吐はない。
 その日は夜ふかしせず、夜食も抜いて早めに床についた。

 ところがその後も断続的な下痢が止まらない。正露丸も効かず、この時点で単なる下痢ではないと判断し、前日の夕食から18時間の絶食で胃腸を休ませる。安静に努め、14時ころに緩めのお粥と梅干しから食事を再開した。
(胃腸炎に香辛料の多いカレーライスは禁物だと、あとで知った)
 夕食は卵と山東菜のウドン。ウイルス系胃腸炎の疑いがあり、ウイルス系の熱や胃腸障害に効能がある漢方薬、板藍根エキスを飲んだ。

北東角のグラジオラスが開花

 発症3日目。胃腸を休めてよく眠ったせいか、体調の回復を感じた。熱も36.4度に戻っている。
 朝食は通常モードに戻し、昼食は暖かなソーメン。珈琲やアルコールはこの日も抜いたが、夕食は肉じゃがに山東菜の味噌汁の通常モードにした。
 庭のラズベリーが食べごろだが、消化が悪そうで自重。妻が美味しそうに食べる横で、ヨーグルトだけを少し食べる。

 ところが就寝後の深夜になって、突然の下痢が再発した。眠る暇がないほどで、大腸内視鏡検査の下剤を飲んだときに匹敵する激しさ。
 どうやら普通食に戻すのが早すぎたらしく、夕食後のヨーグルトも胃腸には負担だったことをあとで知った。

 発症4日目。胃腸の状態が元に戻ってしまい、食事は朝昼を抜き、15時ころのお粥と夕食の卵ウドンからリスタートすることになる。
 食後には板藍根エキスを飲む。これを2日間繰り返し、ひどい下痢はようやく治まった。

最近またよく見かけるエゾアカガエル

 発症6日目になり、体力は回復傾向にある。板藍根エキスは飲むのをやめた。まだ油断はできず、食べ物や飲物の食事制限は続けている。
 昨夜はウドンと共に高野豆腐の煮物を少し食べ、今日はバナナを半分、オヤツにカステラも食べた。
 夕食は七部粥に高野豆腐煮物、炒り卵、山東菜味噌汁、ツナフレーク(油不使用)。食後にフルーツ缶詰も食べたが特に異常はなく、胃腸はじょじょに平常に戻りつつある。
 生涯初めてとも思える胃腸炎に罹ったが、実は7月に入った直後に、妻が全く同じ症状で1週間余寝込んでいる。妻の場合は熱が一時38度まで上がった。
 私と同様の食事療法と板藍根エキスで復活したが、胃腸炎がウイルス系であるという認識とその後の衛生管理が甘く、私の担当であるトイレ掃除から家庭内感染したのではないか?
(胃腸炎のウイルスは床や便器で10日間生き続けるという)

 新形コロナにばかり気を取られ、思わぬところに落とし穴があった。今後の糧としたい。