2021年2月9日火曜日

苦肉の扇型除雪

 まるで冬が最後の悪あがきをするように、ここ数日厳しい寒波に見舞われている。昨日は近隣の石狩アメダスで最低気温−15.5度を記録。昨年末から年始にかけての大寒波ほどではないが、春の兆しを感じ始めた心身には堪える寒さだ。
 同時に雪も断続的に降り、今日はついに同じ石狩アメダスで100センチに到達。 そもそも積雪が100センチを超すこと自体が稀で、2年ぶりのことだった。

 雪がなかなか降り止まないため、雪かきのタイミングが難しい。せっかく除雪しても、また雪が積もってしまえば、苦労が無駄になる。時には夜に除雪することも少なくない。

 最近よくやるのは、まず玄関前から道路に至るまで最低限の幅で雪をどかす。妻のゴミ出しや新聞&郵便配達には、これで事足りる。
 いったん家に戻って一休みし、空模様を眺めながら第2弾として車まわりの除雪をする。作業を分けることで腰への負担も軽減される。


 連日の雪で予備駐車場に盛り上げた雪の高さは軽く1メートルを超え、スコップで跳ね上げるのも容易ではない。来週には町内会の排雪作業を控えていて、そう闇雲に雪を運ぶ必要もない。
 今回は除雪範囲を車庫の柱内側までにとどめ、車の出入りに必要なスペースは、柱から扇型に広げて除雪することで確保した。加齢に伴って衰える心身と相談し、作業負担を最低限に留める苦肉の策だった。