2021年2月18日木曜日

町内会排雪作業

 昨日から町内に各種除雪車とダンプカーが入り、大掛かりな排雪作業が行われている。
「パートナーシップ排雪制度」と呼ばれる市の排雪支援制度で、費用の一部(30%程度)を地域町内会が負担することで、通常は行わない幅10M未満の狭い市道の排雪を実施する。
(日々の道路除雪作業は住民負担なしでやってくれる)

 依頼するしないは地域の自由選択だが、我が町内会は雪を置く空地が少なくなってきた6年前、第三者立会いの住民投票を実施し、やることが決まった。


 問題はその費用で、年度によって異なるが上昇傾向が続き、今年は50万円/Kmとなっている。町内をめぐる道路の累計は軽く1Kmを超えるから、費用負担は相当なもの。そのために町内会費が月額数百円上がったほどだ。

 昨年は暖冬のせいで排雪そのものを依頼せずに済んだが、今年は厳しい冬で例年通り実施した。
 市財政に余裕があれば全て公費でやれるはずだが、コロナ禍による財政悪化で、当分それも難しい状況。

排雪の終わった前面道路

 我が家は町内の東端にあり、真横を川が流れる。ご近所のみなさんは雪が降るたび、ママさんダンプや除雪機で熱心に土手まで運んでいるため、周辺に雪の山はほとんど見られない。
 最も雪山が多いのは手抜き除雪を決め込んでいる我が家周辺なのだが、それでも2つある予備駐車場に雪を積めるので、駐車や車の出入りに大きな不都合なく暮らせている。

 つまり、排雪作業の恩恵はあまり受けない立場なのだが、住民投票で決まったことだから、ワガママは許されない。それが民主主義というものだ。