2021年2月28日日曜日

油断ならぬ冬

 明け方に−11度まで下がった気温が、午後からプラスに転じ、3度強まで上昇。昨日までに降り積もったドカ雪が、ようやく解け始めた。
 一昨日午後からの天候急変で、近隣土木センターの積雪深が96センチに到達。近隣の石狩アメダスでは一時113センチを記録した。明日から3月だというのに、いったいどうしたことか。

 油断ならぬ冬なので気は緩めていず、黙々と除雪に励む。温暖ないまのうちにと、車庫の左右にある雪置き場を均し、次なる大雪に備えた。予報通りなら明後日にまた荒れる。まだまだ油断はできない。

 2階の窓から車庫屋根の積雪深をうかがうと、最深部で120センチほど。設計値は140センチだからまだ余裕はあるが、念のため除雪時に雪山に上り、横から梁の様子をチェックした。
 あくまで目視だが、たわみは全くみられない。3ヶ所ある挟み梁を単純な梁として計算しているので、かなり安全側。今冬も雪下ろしの必要はなさそうだ。

2021年2月25日木曜日

「ぼっち」ではない?

 桃の節句まで1週間を切り、今年も2階カウンターにお雛様を飾った。母の介護等に追われて飾らない年もあったが、コロナ禍のいまこそ、暮らしのアクセントは大事にしたい。

 昨年はコロナ禍で食事会はできなかったが、今年はどうなるのか?ずっと続いていた「不要不急の外出自粛要請」は今日の報道によると、新規感染者数減少により、2/28で終了予定とか。
「同居していない人との飲食自粛」に関しては、「いつも近くにいる4人以下の飲食ならOK」といった報道もあった。緩めてまた感染者爆発、という負のスパイラルを行政側も恐れている。庶民としてはどう行動すべきか、悩ましいところだ。


 妻から指摘され、今日は母の月命日だったと知る。仏壇を開け、菓子を供えて灯明を灯す。線香をあげておりんを鳴らし、手を合わせる。
 母の死後一年間、月命日には欠かさずやってきたが、それも来月で一段落する。

 夕方に2階スタジオで今年2度目の「ぼっちライブ」をやった。お雛様とホトケ様に囲まれているから、決して一人ぼっちではない。
春うらら」田山雅充
春の雨はやさしいはずなのに」小椋佳
 どちらも人前ではほとんど歌ってないが、春を先取りしてみた。

二人でお酒を」 梓みちよ
あなた」 小坂明子
 2曲とも孫娘が得意げに歌っているインスタ映像が、家族アカウント経由で送られてきた。なかなか上手いので真似た。それにしても、4歳児がなぜに昭和歌謡?

二人の世界」あおい輝彦
なごり雪」イルカ
長崎の鐘」藤山一郎
 譜面を繰るうちに目についた3曲。今日はこんな調子で一貫性なし。

ドミノ」洋楽も歌っておくか…。
突然さよなら」かぐや姫
 同じく、思いつきの2曲。

Too far away」水越けいこ
 非常に好きな曲で、路上ライブではよく歌う。一度だけカフェライブでリクエストを貰ったことがある。ちょっとうれしかった。

2021年2月24日水曜日

冬の最後っ屁

 明け方に予期せぬドカ雪に見舞われ、数時間で30〜40センチも積もった。このまま一息に春が来るはずはない、と覚悟していたが、近隣の石狩アメダスでは再び積雪深が1メートルを突破。解け始めていた車庫屋根の積雪も1メートルを超えた。
 先週排雪作業を実施したばかりの道路はまたまた雪に埋もれ、朝から除雪に追われた。これぞ冬の最後っ屁か。連休の谷間だった月曜に早めの食料買い出しをやっておいて正解。


 気温はマイナス3度前後でそれほど寒くはないが、いまいちヤル気が起きず、朝食前にまず最低限の幅で玄関から前面道路までを除雪。
 いったん家に戻って朝食をとり、お昼近くから本格的に車の上や周囲を除雪した。
 床下にしまってある電動除雪機を引っ張り出すことも考えたが、作業を分割すれば手でやれると判断。車の幅ギリギリで除雪し、再び家に戻る。


 昼食後、どっと疲れが押し寄せてきて、2階予備ベットで仮眠。死んだように1時間以上も眠った。

 珈琲タイム後の夕方から、この日3度目の除雪に出る。2度目の除雪でうず高く盛り上がった予備駐車場の雪置き場にかんじきを履いて上り、雪の山を崩して均す。
 その後、低くなった雪山に出入り口周辺の雪を放り上げ、以前にやった扇型除雪の要領で、ようやく車の出入りスペースを確保した。


 結果として除雪に追われた一日となってしまったが、運動不足解消には絶好。いや、多少運動過多であったかもしれない。
 近隣土木センター統計値によると、現時点で平年値より積雪深が20センチも多い。ドカ雪は今回で終わりと信じたいが、期待しすぎると裏切られたときの失望が大きい。

2021年2月22日月曜日

ワオン電子マネー導入

 先の見えないコロナ禍で、買物に行っても釣銭は手渡しでなく、トレーに置かれたものを、客が自ら財布に入れるシステムが増えてきた。
 手渡し行為はもちろん、釣銭そのものにも感染リスクがあるので、店側の予防策としては当然そうなる。
 そこで現金のやり取りを最小限にするべく、イオン系の店で使える電子マネーカードを新たに作ることにした。

 食料や日常品の買い出しに週1回は車で回るが、行く店は近隣のトライアルとザ・ビッグにほぼ決まっている。
 トライアルのプリペイドカードはかなり前に作ってあり、入金ごとにポイントがついてお得だった。残るはザ・ビッグで使える電子マネーで、調べた結果イオン系の「GG WAON」という55歳以上限定のプリペイドカードを作ればよいと知る。


 いつも行くザ・ビッグのレジで手数料300円を払い、その場で作ってもらった。その後現金をチャージすると300ポイント戻ってくるので、実質無料。
 さらにネット経由で会員登録すれば、通常の2倍となる200円で2ポイントがつく。毎月15日は感謝デーで支払いが5%引き。月に1万円は使うので、これは大きい。さっそく登録した。
 今日は作ってから初めての買い出し。最初にイオン銀行ATM端末からチャージをする。地下鉄やJRのカードと同様、最新のタッチ式。スワイプ式はエラーが出やすくて苦手なので歓迎だ。

 古いワオンカードは不要になるが、ポイントが残っている。この処理方法がよく分からず、精算時に店員さんに教えてもらう。計335ポイントを無駄なく使い切った。
 同じ電子マネー系のペイペイの類はスマホがないので使えないが、衣料品や飲食テイクアウト、病院の支払い等には、クレジットカードをすでに使っている。家計に優しくてコロナ感染予防にもなる我が家のキャッシュレス化は、いまのところ順調。

2021年2月21日日曜日

かんじき異空間

 かんじきウォークを始めたせいか、このところ体調がよく、夜のトイレにも起きなくなった。持病の不整脈も、とんとご無沙汰。50Kgスレスレだった体重がじわじわ増え始め、52.6Kgに到達。8年前の大腸ガン手術前の体重に迫ってきた。
 長く患った母を送ってやがて1年。諸手続きや片づけで残っているのは実家の不動産処理くらいで、諸々のストレスから解放されたせいもあるのかもしれない。


 すっかり気をよくし、今日も夕方5時前後から自宅東側の土手をかんじきで散策。陽がすっかり長くなり、あたりはまだ充分に明るい。
 気温はマイナス1度くらいで、日中の陽射しで解けた雪がほどよく締まり、歩きやすくなっている。この時期特有の「堅雪(かたゆき)」という状態だ。
 一般道路は全く歩かず、自宅前からいきなり土手に出る。かんじきは家の玄関で装着した。今回もストックは使わない。

 いざ歩いてみると、町内の道路から重機で押し出された雪塊が土手道のあちこちで山になっていて、そのまま歩き続けるのは不可能だった。
 そこで土手の緩い傾斜を下り、川面と同じレベルの岸辺に出る。さすがにここまで雪は押し出されていない。


 夏場はぬかるんでとても歩けない広い岸辺を、好き勝手に歩き回る。川の水量は少なく、半分凍っていて危険はない。
 21年住んでいるが、これまで一度も足を踏み入れたことのない場所だった。かんじきウォーク限定の異空間である。

 キタキツネらしき足跡を始め、正体不明の鳥や小動物の足跡が多数。キツネが雪の下にいるエゾヤチネズミをしとめたらしき痕跡もあった。
 あちこち30分ほど散策し、家に戻る。ひとけは全くなく、持参したマスクはつけなかった。次回は東側から迂回して西へ続く土手道をたどってみようか。

2021年2月19日金曜日

土手道かんじきウォーク

 気温が0度前後で風もなく、温暖な日和。このところ雪かきもほとんど必要なく、またまた運動不足気味。そこで今冬2度目の「かんじきウォーク」をやってみた。
「夕食のカレーをお願い」と妻から頼まれていたため、車で出かけるのは自重し、夏場の定番散歩コースとなっている西側土手を歩くことにした。


 車は通れないので除雪はされず、冬は人の立ち入らない雪道。かんじきで歩くには絶好だ。
 平坦な道なのでストックは持参せず、かんじきだけをぶら下げ、自宅から土手の入口となる橋のたもとまで歩いた。そこからかんじきを装着して歩き始める。


 誰もいない土手を黙々と進む。積雪深はパイプ製の車止めが隠れるほどだから、60センチ強か。それでもかんじきが沈む不安はない。
 ちょうど陽が手稲連峰に沈む時間で、川面に映えてなかなかの美しさ。夏場とはひと味違う趣きがある。まだまだ春は遠そうだ。

 土手道が途切れたところでかんじきを脱ぎ、家に戻った。歩数は2,500歩ほど。思っていたより気分は爽快だった。他にいくつかある夏場の散歩道も、順に歩いてみるべきかもしれない。

2021年2月18日木曜日

町内会排雪作業

 昨日から町内に各種除雪車とダンプカーが入り、大掛かりな排雪作業が行われている。
「パートナーシップ排雪制度」と呼ばれる市の排雪支援制度で、費用の一部(30%程度)を地域町内会が負担することで、通常は行わない幅10M未満の狭い市道の排雪を実施する。
(日々の道路除雪作業は住民負担なしでやってくれる)

 依頼するしないは地域の自由選択だが、我が町内会は雪を置く空地が少なくなってきた6年前、第三者立会いの住民投票を実施し、やることが決まった。


 問題はその費用で、年度によって異なるが上昇傾向が続き、今年は50万円/Kmとなっている。町内をめぐる道路の累計は軽く1Kmを超えるから、費用負担は相当なもの。そのために町内会費が月額数百円上がったほどだ。

 昨年は暖冬のせいで排雪そのものを依頼せずに済んだが、今年は厳しい冬で例年通り実施した。
 市財政に余裕があれば全て公費でやれるはずだが、コロナ禍による財政悪化で、当分それも難しい状況。

排雪の終わった前面道路

 我が家は町内の東端にあり、真横を川が流れる。ご近所のみなさんは雪が降るたび、ママさんダンプや除雪機で熱心に土手まで運んでいるため、周辺に雪の山はほとんど見られない。
 最も雪山が多いのは手抜き除雪を決め込んでいる我が家周辺なのだが、それでも2つある予備駐車場に雪を積めるので、駐車や車の出入りに大きな不都合なく暮らせている。

 つまり、排雪作業の恩恵はあまり受けない立場なのだが、住民投票で決まったことだから、ワガママは許されない。それが民主主義というものだ。

2021年2月15日月曜日

厳しい冬の洗礼

 今冬3度目の灯油を給油した。給油量は311.7Lで、1日あたりの消費量は7.99L/日。
 昨年同時期は給油量291.1Lで、6.93L/日。日平均消費量が7L/日を超えたのは5年ぶりのことで、先月は消費量の大幅減で喜んだが、一転して厳しい冬の洗礼を受けた。

 直近の石狩アメダスによる気象データと日平均灯油消費量は以下の通り。

・2018.1(6.86L/日)
 月平均気温-3.6度、真冬日14日、日照時間77.9h
・2019.1(6.81L/日)
 月平均気温-3.9度、真冬日19日、日照時間76.4h
・2020.1(6.93L/日)
 月平均気温-3.7度、真冬日19日、日照時間85.8h
・2021.1(7.99L/日)
 月平均気温-5.7度、真冬日22日、日照時間101.5h→今回
 プラス要因は日照時間のみで、月平均気温と真冬日の数はこの4年で最も厳しい数字となった。
 南側隣地に住宅が建って以来、日照の恩恵は減っていて、灯油消費量は概ね外気温に左右される。その意味では気象条件通りの数値といえる。

 灯油単価は前回より9.9円上がって75.9円/L。原油価格の上昇で、コロナ要因による値下がり恩恵はなくなったが、昨年同時期よりも4円安く、支払額に大きな差はないのが救いか。

2021年2月13日土曜日

バレンタイン・イブ

 バレンタインデー前日である。今年は妻からのチョコレートを一方的に求めるのでなく、六花亭のケーキを取り寄せて、2人で仲良く祝おうと提案した。
 義理チョコにはジェンダー的印象があって以前から抵抗があり、夫婦としては廃止の方向だった。美味しいケーキを買って2人で平等に食べるなら、春待ちイベントとして楽しそうだ。

 六花亭はよく利用するので、ポイントはけっこう溜まっている。2枚あるカードの1枚が460ポイントあり、今年3月末に使用期限を迎える。450ポイントで「ポイントケーキ」なるものが貰えるとわかった。
 直径12センチと小ぶりだが、イチゴがびっしり載っていて美味しそう。店頭では買えず、ポイント限定の希少品だった。


 事前予約制で、今日がその受取日。早めに家を出て隣にある百合が原公園にまず寄る。温室でアザレア展が開催中で、65歳以上は無料で観覧可能だった。

 土曜ということで少し混んでいたが、空いているスポットを選びつつ、順に回る。以前にも一度観たが、春の到来を予感させる美しい花々が満開。
 ミモザの黄色い花が5分咲きで残念だったが、流されがちな巣ごもり生活のなか、いい気分転換になった。


 その足で六花亭に向かい、ケーキを受け取る。家に戻るとちょうど珈琲タイム。予約時に150ポイントで貰い、妻にプレゼントした六花亭特製マグカップに珈琲を入れ、美味しく食べた。

 午前中に長男のお嫁さんからチョコレート、孫娘からは自筆のバレンタインカードが届いている。ささやかだが、ひっそり楽しいバレンタインパーティである。


2021年2月12日金曜日

暗証番号の共有

 溜まっていた用足しに、午後から銀行と地区センター図書館を順に回る。
 寒波が去って気温が上り、雪解けが一気に進み始めた。予報では来週始めから、かなりの雨になるらしい。春が近づいてきた。

 3つの銀行で4通の預金通帳の暗証番号を変更した。実は先月末から、いわゆる「終活ノート」のような文書をPCでまとめている。内容は多岐にわたるが、その一環で、各種暗証番号を子どもたちに伝える必要が出てきた。
 相続や葬儀、仏壇や墓のことは文書で残せるが、暗証番号やパスワードはうかつに記録に残すと、いつどこで漏洩するか分からない。
 そこでリスクを避け、暗証番号を子供たちと共有することにした。記憶による伝授なので、漏洩のリスクはない。


 子供が最初にキャッシュカードを作ったのが、確か高校生のころ。「暗証番号はどうすれば?」と相談され、類推不可能で家族だけが覚えられる画期的な数字を提案。「それ、いいね!」と即決し、今日に至る。

 なぜかその番号、親である私が使っているものとは異なる。万が一将来認知症にでもなり、預金の管理を自分でやれなくなったときに備え、子供と統一しておけば面倒がない。
 両親を介護した際、暗証番号どころかキャッシュカード自体を持ってなく、長姉が中心になって新たに申請し、苦労した覚えがある。元気でいるうちに、親として最低限備えておくべきことのひとつだろう。
 事前に調べたら、どの銀行でもATMで簡単に変更できることが判明。手続きはあっけなく終わり、ついでにクレジットカード暗証番号の変更も申請した。こちらは郵送による手続きで、10日ほどかかる。
 終活ノートそのものはほぼ書き終え、残るは共同執筆者となる妻のチェックを残すのみ。確定後、pdf形式で3人の子供たちにメール送信する。つまりは、「WEB終活ノート」という位置づけである。

2021年2月10日水曜日

ラズベリームース再び

 10日前に初めて作って好評だった巣ごもりクッキング「ラズベリームース」を再び作った。2度目なので手順に迷いもなく、50分強で完成。
 容器はそろってないが、大さじで計6カップに取り分ける。味は前回より向上していた。


 家庭菜園で採れた冷凍ラズベリーと手持ちの粉ゼラチンを使った関係で、持ち出しはホイップクリーム97円のみ。むこう3日間は夕食後のデザートとして楽しめる。

2021年2月9日火曜日

苦肉の扇型除雪

 まるで冬が最後の悪あがきをするように、ここ数日厳しい寒波に見舞われている。昨日は近隣の石狩アメダスで最低気温−15.5度を記録。昨年末から年始にかけての大寒波ほどではないが、春の兆しを感じ始めた心身には堪える寒さだ。
 同時に雪も断続的に降り、今日はついに同じ石狩アメダスで100センチに到達。 そもそも積雪が100センチを超すこと自体が稀で、2年ぶりのことだった。

 雪がなかなか降り止まないため、雪かきのタイミングが難しい。せっかく除雪しても、また雪が積もってしまえば、苦労が無駄になる。時には夜に除雪することも少なくない。

 最近よくやるのは、まず玄関前から道路に至るまで最低限の幅で雪をどかす。妻のゴミ出しや新聞&郵便配達には、これで事足りる。
 いったん家に戻って一休みし、空模様を眺めながら第2弾として車まわりの除雪をする。作業を分けることで腰への負担も軽減される。


 連日の雪で予備駐車場に盛り上げた雪の高さは軽く1メートルを超え、スコップで跳ね上げるのも容易ではない。来週には町内会の排雪作業を控えていて、そう闇雲に雪を運ぶ必要もない。
 今回は除雪範囲を車庫の柱内側までにとどめ、車の出入りに必要なスペースは、柱から扇型に広げて除雪することで確保した。加齢に伴って衰える心身と相談し、作業負担を最低限に留める苦肉の策だった。

2021年2月5日金曜日

初のかんじきウォーク

 以前から構想にあった「かんじきウォーク」を始めた。コロナ禍で巣ごもり生活が続き、散歩もままならない冬は運動不足になりがち。スキーはかなり前にやめてしまい、歩くスキーやスケートには道具の準備や出かける煩わしさがある。
 近場で手軽にやれそうなのが、かんじき(スノーシュー)だった。そのときに備え、スキー道具を処分した際に、ストックだけは床下にしまってある。

 かんじき本体は、ヨドバシ通販で「ベルモント スノーウォーク PI-1493」を実質2千円弱で購入。試す機会をうかがっていたが、厳しい寒さが緩んで太陽も顔を覗かせた今日、気温はマイナス4度で風もなく、絶好の日和だった。


 冬に行ったことはないが、近くにある百合が原公園は広場と木々のバランスがよく、歩くには楽しそうだ。事前に公園事務所に問い合わせ、かんじきウォークをやっても問題ないことを確認した。

 防寒具と防寒長靴に身を固め、かんじきとストック、撮影用の三脚やカメラを持参し、14時半くらいに車で出かけた。


 およそ30分かけて中央広場周辺を歩く。温室までの道は除雪されていて、かんじきは不要。サイロ近くでかんじきを装着し、ストックを使って自由に歩く。
 解けた雪の表面が寒さで固まって、雪面は歩きやすい。かんじきは歩きやすさを重視して細めのタイプを選んだが、自分の体重(52Kg弱)では何ら問題なく使えた。


 園内には散策する市民の姿もチラホラ見える。かんじきナシで防寒長靴だけで歩く人もけっこういた。
 雪に埋もれたベンチから推測し、積雪深は60〜70センチほどか。雪原にはかんじきのほか、歩くスキーの痕跡も見つかった。それぞれに冬の暮らしを楽しんでいるようだ。

 今回はお試しウォークなので用意しなかったが、熱いコーヒーや食べ物などを持参し、園内の東屋で食べるという趣向も楽しそうだ。


 およそ30分歩いて駐車場に戻る。固定ベルトに改善の余地はあるが、初めて使ったかんじきの履き心地はまずまず。外れることもなかった。
 歩数計の値は3千歩弱で夏場の散歩と大差ないが、冬場の健康対策と70代を迎えての新しい挑戦という点では、意味ある試みだった。

2021年2月2日火曜日

冬物厚手セーターに穴

 朝食中に妻から「セーターの肘に穴が開いてる」と指摘された。あわてて調べると、確かに左肘に10円玉大の穴が。周囲は大きく擦り切れ、毛糸での修復は不可能だった。
「外からフェルトでパッチを当てたら?」と妻は提案するが、買って10年以上も経つセーター。ウール100%で暖かさは抜群だったが、年に一度の洗濯を繰り返すうち、次第に縮み始めた。太い横ストライプ柄が老いゆく顔に似合わなくなった気もし、実は以前から買い替えを検討していた。


 1月中旬に冬物シャツをバーゲンで入手した際、ウール100%のセーターも安売りしていたが、買いそびれた。
 冬物厚手セーターは厳寒期に2枚を交互に着替えている。世間ではフリース系衣料が人気だが、セーターに限ればウール100%に勝るものはない。1枚に穴が開いたいま、買い換えるべき時期到来だった。

コロナ禍にもめげず、なんとか生きてます

 珈琲タイム後、同じ店に車を飛ばす。時期的に売れてしまったか、春物に入れ替わっているかギリギリのタイミングだったが、目星をつけていたセーターのMサイズが、運良く見切りコーナーにぶらさがっている。待っていてくれたか!
 タスマニアンウール100%、5,390円のカーキ色セーターを2,090円で入手。いいタイミングでいい買物をした。
 今日は節分で、夕食は妻が作った恵方巻が中心。縁起物のイワシも食べ、豆も少しだけまいた。先の見えない巣ごもり生活だからこそ、ささやかな暮らしのメリハリを大切にしたい。