2006年9月6日水曜日

クラフトペン立て

 30年近く使っている手製のペン立てが机の上に6つある。
 以前に勤めていた会社にロール式のコピー機があり、用紙の芯が厚いクラフト紙を重ねた円筒で出来ていた。
(これは使える…)と直感し、無造作にゴミ箱に捨てられていたものを、ひそかに自宅に持ち帰った。


 直径が約9センチで、ノコで半分に切ると高さがおよそ10センチ。底に厚紙で蓋をすると、程よいペン立てになった。

 そのままずっと使っていたが、汚れが目立ってきたので、余っていた色画用紙を貼ったのがいまの姿だ。デザイン的な配慮で、本体と縁とで画用紙の組み合せを微妙に変えてある。
 色鉛筆やマーカー、筆など、ジャンル別に分けてあるが、手描きの仕事がなくなったいまは、単なる机上の飾りと化しつつある。しかし、愛着があるので、たぶんずっとこのままだ。