2006年9月3日日曜日

リメイク座布団カバー

 居間中央にある掘コタツを中心にした「床に座る」という生活形態を長年続けているので、暮しの中で座布団の占める位置は極めて大きい。
 掘コタツ回りには合計6枚の座布団が常駐しているが、元々が結婚のときに妻が持ってきたもので、模様は和風である。そのままでは自然素材を主としたこの家にはマッチしない。

 そこで、端布を使い、部屋の雰囲気に合った座布団カバーをいつも自作している。だいたい数年で擦切れてしまうので、定期的に作り直す必要がある。生地は原則として余り物しか使わない。


 私が普段座っている座布団カバーにとうとう穴があいた。都合何度目かの作り直しである。今回は妻が若い時期に買い、いまは着なくなったジーンズのフレアスカートをリメイクすることにした。
 ミシンは中学生時代に覚え、結構得意だ。ズボンの裾上げなども自分でこなす。

 裁断に多少のズレがあったようで、縫い目が完全な対称形にはならなかった。しかし、それもご愛嬌。使い勝手に問題はなく、見た目もそれほど気にならない。
 生地が厚いので、今回はかなりもつだろう。「妻の若いときの思いを共有できる」という点でも、意味あるリメイクなのだ。