2026年1月11日日曜日

融雪水に翻弄

 2019年に自力施工した車庫屋根の水切れが悪くなり始めたのは、4年後の2023年。雨水や融雪水の一部が下に落ちず、野地板に回り込むようになった。放置すると野地板を腐らせてしまう。

 原因は鋼板製の水切りが屋根の勾配に従って、やや内側に傾いていたこと。施工当初は問題なかったが、時の経過で少しずつ水が回り込み始め、水を吸った野地板がじょじょに膨らんで、水切り下端にますます近づいた。負のスパイラルである。

水を吸って色が変わったOSB合板の野地板

 解決策は水切り下端を野地板から遠ざけることで、5ミリ厚のハードボードを短冊状に細長く切り、水切りと野地板端部との間にクサビとして打ち込み、角度を広げた

 これで解決と思いきや、昨年11月のドカ雪で積もった雪が、その後の暖気で解け、その融雪水が再び野地板に回り込み始めた。
 サッと降って数時間で上がる雨なら問題ないが、融雪水のように長時間にわたってユルユルと解ける水だと不都合が生じるらしい。


 よく観察すると、クサビに打ち込んでいたハードボードが水を吸って膨らみ、水切りと野地板の橋渡し役になっている。これでは本末転倒で、ただちにハードボードをすべて撤去。
 代わりに水を吸わないポリカ波板を細長く切って水切りの下に差し込んだが、今度は毛細管現象で水が野地板にまで達する現象。水のしつこさにお手上げ状態となったが、そうするうち寒気がやってきて水は凍結し、一時休戦状態に。

 年が明けて再びのドカ雪。このまま寒さが続けば融雪水の心配はなかったが、ここ数日で寒さが緩み、雨の予報まで出た。またまた融雪水の回り込みが始まる。
 そこで再びの対策を講じる。水切りと野地板端部の間は、単なる空間を保持するのが最善と判断し、高さ7ミリほどの小さな樹脂製のコマ(本来は腐食防止でビスの頭にはめる部品)を30センチ間隔で水切りと野地板の間にはめ込んでみた。

赤マル部が小さな樹脂製のコマ
融雪水が野地板側でなく、真下に落ち始めた

 効果がわからないので、まずは半分だけテスト。昨日の暖気でかなりの融雪水が発生したが、対処した箇所は水の回り込みが全く起きなかった。

 今日になって残り半分にも同じ処置をする。今冬は寒気と暖気が交互にやってくる異常気象がダラダラ続き、この時期にこんな修正工事をやるとは思ってもみなかった。
 まだ濡れている野地板はじょじょに乾いていくはずで、今度こそ水の回り込みは発生しないと信じたい。