2024年12月9日月曜日

山東菜を雪冷蔵

 このところ断続的に雪が降り、近隣土木センターでの積雪深が14センチに達した。平年値は4センチに過ぎず、不思議に思って他の区を調べてみると、自宅周辺だけが突出して多い。
 風の向きでそうなるのか、理由は不明。予報をみても今後雪が解ける見込みは薄い。



 雪が解けることを見込んで放置状態だった家庭菜園の山東菜は、最終収穫のタイミングを失い、雪の下にある。このまま雪に埋もれさすのは惜しく、思いついて部分的に掘り起こしてみると、まだ鮮度は失っていない。
 試しに根ごと抜き取って洗い、根や傷んだ部分を取り去ると、普通に食べられた。


 雪に埋もれた山東菜はまだまだ残っていて、このまま雪を冷蔵庫代わりに「雪下野菜」として貯蔵し、最後まで食べ切ることに決めた。

 以前の年末年始に空の漬物プラ容器を地面に置き、周囲を厚く雪で覆って食品の非常保存容器として使ったことがあるが、雪の冷蔵機能と保温機能が効いて、程よい状態を保つことができた。
 つまりは雪を有効利用する「利雪」と呼ばれる工夫である。