ちょっと迷ったが、洗濯機の洗濯槽洗浄&清掃を、やはり年内にやってしまうことにした。ブログ記録を調べたら、前回やってからすでに6年半が経過している。
当時は買って19年目で初めて試み、かなりの汚れだった。「今後は5年おきくらいにやるぞ」と結んでいるが、その5年はとうに過ぎた。
前回使ったアリエールの洗濯槽クリーナーがまだ2袋あり、同じ手順で試みる。思いついたのが大掃除を終えた深夜。ブログ記事を参照しつつ、2本の掃除機パイプで40度のぬるま湯を洗面台蛇口から洗濯槽満水位まで注ぐ。
糸くずフィルターを外して5分間洗濯させ、そのまま一晩放置した。
一夜明けて次なる手順へ進もうとしたら、妻が今年最後の洗濯をやるつもりらしく、脱衣カゴは洗濯物の山。こんなこともあろうかと、昨夜寝る前に「洗濯機清掃中、このままで」との注意書きメモを、洗濯機の上に残してあった。
洗濯槽に汚れは浮いてなく、残りの工程を全部やると時間がかかるため、急きょ予定を変更し、洗浄剤に記してある標準工程でやることにした。
糸くずフィルターを取り付け、洗濯→すすぎ→脱水の標準コースを設定して運転させたが、これでも終わるまで40分ほどかかった。汚れが残ったら、すすぎを繰り返す必要があったが、底にゴマ粒ほどの汚れを2つ見つけただけで、問題なしと判断。洗濯機は妻に譲った。
(あとで調べると、糸くずフィルターにかなりの汚れが溜まっていた)
前日の疲れで2度寝してしまい、次に目覚めたのはお昼近く。外はひどい吹雪で、こんな日は家でじっとしているに限る。妻はオセチ料理の準備に忙しく、前日の大掃除で気づいた汚れの目立つ客用枕カバーの更新作業をすることに決めた。
これまで枕カバーを買ったことはなく、すべて手作りでまかなってきた。使うのは幅90〜110ほどの市販の端布。単純に折り返して幅450強の袋状にミシンで縫うだけだった。
端布を入れてある箱から適当な布を選んで裁断。簡単に終わるつもりでいたら、なんとしたことかミシンの調子が極端に悪く、何度やっても下糸がからんで動かなくなってしまう。
カマの中に糸くずでも詰まったのかと分解掃除と注油を試みたが、全く改善しない。針板を外して送り歯を掃除したり、ボビンケースを交換するなどしても症状は変わらず、買って4年目でついに故障か…、と半ば諦めかけた。
ふと思いついて、上糸をかけ直してみた。下糸がからむので、てっきり下糸周りの故障と決め込んでいたが、上糸のセットが不完全な場合、下糸まで不調が及ぶことがあると思い出した。
さっそくかけ直してみると、あっさり問題は解決。数日前に綿毛布の補修をして白糸だったのを、黒糸に交換して作業を始めたが、上糸のかけ方がまずかったらしい。
思いがけないトラブルに手こずったが、その後の作業はトントン進み、年末年始に息子たちが使う新しい枕カバーが完成。ミシンの修理費をかけずに済んだことが、一番の朗報だったかも。