車検や本修繕ボラと重なって、のびのびになっていた冬タイヤの交換をようやく実施した。
昼食後の午後から作業を始める。眠くなる時間帯だが、やるべきことが始まると不思議に気持ちはシャッキリする。
春はタイヤローテーションを更新する時期で、タイヤの内側に記した番号をマイナス1して交換する。
交換の不手際でしばしば死亡事故が起きているため、いつものようにジャッキの転倒を想定し、車の下にタイヤを置いて慎重に作業。
ボルト締めは、昨秋買ったトルクレンチを使い、取説に従った数値で締め付ける。ところが肝心のトルクレンチをどこにしまったか忘れてしまい、探し出すのに15分もかかった。
盗難を恐れて目立たない場所に収納したが、これではまるでエサを隠して忘れてしまうリス並みではないか。 作業自体はまずまずのペースで進み、1時間弱で交換を終えた。その後汚れた冬タイヤを水洗いし、タイヤ溝に詰まった小石をていねいに除去し、乾燥させてから収納した。
3年前の購入時に施した冬タイヤリムの防錆塗料は状態が良好で、サビは皆無。状況によっては再塗装する気でいたが、まだ必要ない。
最後に車に付属のコンプレッサでタイヤ圧を調整する。電源はシガーソケットからとるが、昨秋の作業時にバッテリを上げてしまい、ロードサービスを呼ぶなどして、ちょっとした騒動になった。
同じ轍を踏まぬよう、まずエンジンを始動させてから作業開始。タイヤを片づける際に右手薬指を突き指してしまったが、ワイパーも夏用に交換し、とりあえず全作業を無事に終えた。
タイヤ交換後は100km走行をめどにボルトの増し締めをする必要がある。距離計のひとつをリセットして備えた。
Uターン帰省してから42年経つが、これまで一度もタイヤ交換を外注したことがない。交換時にタイヤ洗浄や空気圧調整までやってくれるのだろうか?
物置からタイヤを積んだり収めたりするのも、結構な腰の負担になりそうだ。車を運転している間は、自力での交換を極力続けたいと考えている。