記録的豪雪の残した爪跡は深く、札幌駅発着のJRはいまだに部分運転が数本程度で、完全復旧には程遠い。自宅近くを通るJR学園都市線はずっと運休したままで、再開の見通しはたっていない。
市内ではゴミ収集も区によっては停止中。交通渋滞を回避するべく、行政からは不要不急の外出を控えるよう要望が出ている。数日間も都市機能がマヒしたままのお寒い状況で、政令指定都市とは恐れ入る。
通勤や通学のない我が身にとって影響は軽微だが、それでも最低限の外出はする必要がある。
予定より1日延ばしたが、車庫周辺の除雪排雪もようやく終え、車を出せる状態になったので、意を決して食料品の買出しに出かけた。
居間南側に設けた雪置き場 |
安売りスーパー2店を回る経路は先月のドカ雪時の経験をふまえ、慎重に吟味。基本は脇道を避け、多少時間はかかっても安全度の高い幹線道路だった。
出かける時間帯は車が空いてそうな昼食時をねらう。早めに昼食を済ませて12時半に家を出たせいか、道路は拍子抜けするほど空いていた。ドカ雪の再来を想定し、普段より多めに食料品を調達。エコバックが計4個にもなった。 相次ぐドカ雪で、どの家も雪の処理には悪戦苦闘している。業者に排雪を依頼するケースも多く、4tダンプで5,000円〜とか。近隣に空地や河原がある家はまだ恵まれていて、そこに自分で雪を運べばよい。
我が家の東側にも川が流れていて、雪置き場には不自由しないはずが、あいにく間に町内会館や宅地などがあって、河原まで雪を運ぶには大回りせざるを得ず、利用は難しい。
玄関横から雪置き場への搬入路 |
通常の冬ならば2つある自宅青空駐車場が臨時の雪置き場に変わり、それで事足りていた。ところが今冬はあっけなく満杯になり、南側の家庭菜園を緊急の雪置き場として使わざるを得なくなった。
2日前からコツコツ作業して、かなりのスペースを確保。何度かに分けて地道にスコップで運んでいるが、自宅敷地なので遠回りして河原に運ぶより、体力的にはずっと楽だ。30分も作業すれば氷点下でも汗にまみれ、冬場の運動不足解消には絶好。
30ヶ所ある市指定の大規模雪置き場は、すでに11ヶ所が満杯で閉鎖になったらしい。我が家の雪置き場にはまだ余裕はあるが、いい加減終わりにして欲しい。