2022年1月31日月曜日

しつこくて長い冬

 終日気温が上がらず、日中でも−9度あたりと寒い。このところ陽射しがあると暑いのでオフにしていた暖房ボイラも、今日は点けっぱなし。
 雪も10〜15センチほど降って、WiMAXの旧端末を返却する必要があったが、車のスタックが怖い。スノーブーツと防寒具に身を固めて、歩いて近所のクロネコヤマトに行くことにした。


 梱包はすでに終わっていて、小型の段ボール箱をデイバックに入れて背負う。幹線道路沿いの歩道を歩いたが、満足に除雪がされてなく、雪道のラッセルで体力を消耗した。
 指定通り着払いで返送手続きし、ついでに隣りにあるスーパーで買物。コロナ拡大と寒波と大雪の三重苦で人影はまばら。妻から頼まれていた食料品を手早く買って同じ道を戻ったが、何人かの足跡があって来るときよりは幾分楽に歩けた。
 帰宅後に玄関前を除雪。半分だけやって家に戻り、昼食をとったらドッと疲れが出て、居間のベンチで1時間以上も午睡。
 珈琲タイム後に残った除雪をやり、どうにか車は出せる状態に。この日の歩数計は5,700歩を記録。夕方に雪はようやく小降りになったが、今年の冬は本当にしつこくて長い。

2022年1月29日土曜日

WiMAX新端末が到着

 4日前に5G回線対応機種への切り替え手続きをしたWiMAXの新端末が届いた。さっそく梱包を解いてセットアップを始める。

 4G回線用旧機種からの切り替えで、前回のようにゼロからのスタートではない。専用のサイトにアクセスし、新旧の端末情報を入力してしばし待つ。
 10分後くらいに再度アクセスすると、すでに古いインターネット回線は使えなくなっていた。切り替えは済んだと判断し、新端末に新しいSIMカードを挿入。旧端末と同じ2階吹抜け窓台にセットし、転落防止の措置などもして電源を入れた。


 Macからネットワークを検索すると、新端末の名前が表示されている。選択すると暗号キー入力をうながすメッセージが。入力するとすぐにインターネットに接続された。
 その後、通信量チェックや接続方法変更などをブラウザ経由でやる専用サイトにアクセス。各種パスワードを新規設定して作業を終えた。
 接続量制限が「3日で10G以内」から「3日で15G以内」に緩和され、ずっと保留状態だったセキュリティアップデートをようやく実施する。
 2.5Gほどの容量だったが、通常モードであっけなくダウンロードを終える。その後のインストールにかなりの時間を要したが、ともかくも終わった。

 注目の接続速度は休日で混雑しているせいか、旧端末が20Mbpsで直後に測った新端末が59Mbps。(通常モード)先日の旧端末120Mbpsに比べると劣るが、同時刻における新旧の単純比較だと3倍の速さだ。
 さらに混雑する18時過ぎにもう一度測ると62Mbps。まだ5G回線はきていない状況での比較だが、まずまずの数値といえる。

2022年1月27日木曜日

蜂蜜のアリガード

 寒波だ大雪だと騒いでいるうちに、早くも家の中でアリを1匹見つけた。これが1/18のことで、1/30だった昨年より2週間近くも早い。
 まだ動きは鈍いが、間違いなく生きている。床下暖房で寒さとは無縁の床下の隙間から忍び込んできたに違いない。その後は見かけていないが、春は間近に迫っている証だ。

 一番のアリ対策は食べるものを置いておかないこと。口を切った菓子類は全て密閉容器に移し替え、生ゴミも密閉容器に封じ込めた。
 この対策を講じて以来、アリの大量発生はほぼ解消。2018年から始めた超音波式害虫駆除機の設置も効いている。


 問題は朝食のトーストに塗る蜂蜜の置き場所。1Kg入りプラ容器で、蓋をきつく締めたつもりでも、周辺に残った蜂蜜をねらってアリが集まってくる。安全な冷蔵庫内では寒すぎて固まってしまう。
 これまでは小さなプラ容器に小分けし、水入り小鉢の中に置いたり、大きな広口瓶に入れたり、チャック付きポリ袋にしまったりしたが、どれも手間がかかる欠点があった。

 最近になって画期的(かもしれない?)手法にたどり着く。小分けをやめ、1Kg入り容器をそのまま使用。空になった1Kg入り容器をよく洗い、半分に切って下半分を新しい容器の上からかぶせた。
 やや強引な手法だが、プラ容器に柔軟性があるため、隙間なくきっちり固定される。甘い蜂蜜に集まってくるアリを、完全にブロックしてくれることを期待。

2022年1月26日水曜日

孫娘から寒中見舞い

  孫娘から寒中見舞いのハガキが届いた。手渡しの手紙はこれまで何度もあったが、郵送は初めて。
 本人とおぼしきイラストの女の子が語りかけるスタイルで「じいじとばあば、げんきですか?○○わげんきです」と大きな字で元気よく書かれている。周囲は星やハートで囲まれ、空白にはカラースタンプ。
 随所に工夫のあとがあり、なかなかよく出来ている。かなりの時間をかけたに違いない。

 子供にとってハガキや手紙は出すのも楽しいが、返事をもらえばもっと嬉しいはずと考え、さっそく返事を書いた。


 ベースにしたのは大人用として作った寒中見舞い。うまい具合に、私たち夫婦と孫娘が楽しそうに笑っているXmas会の写真を中央に使ってあった。雪だるまのイラストも配置してある。
 コメント欄のスペースを大きめにとって印刷し、メッセージをひらがなで手書きした。

おてがみありがとう。じいじとばあばは、げんきです。まださむいけど、かぜひかないでね。はるはもうすぐだよ
 午後からポストに投函するつもりでいたら、お昼ころに母親から「ハガキ届いてますか?」と確認メールがきた。宛名は母親の代筆なので間違いなく届くはずだが、本人が返事を楽しみにしていることを暗示しているように感じられた。オトナとしてその期待に応えなくては。
 自分宛のハガキや手紙を郵便で受け取るのも初めてのはずで、きっと喜ぶだろう。


 久しぶりにインターネット回線の速度テストをやったら、平日の15時という時間帯のせいか、過去最高の下り120Mbpsも出て驚いた。(WiMAX通常モード)
 まだ新端末には切り替えてないのだが、光回線並みの速さだ。

 通常モードでの過去最高値は62Mbps。理由として考えられるのは、OSを最新ひとつ前までバージョンアップしたこと。接続制限中を示す黄色ランプがいつまでも消えないのを不審に思い、昨日端末をリセットしたことも関係があるのかもしれない。
 一両日中に5G対応の新端末が届くが、どんな数字になるのか楽しみになってきた。

2022年1月25日火曜日

Wi-Fiを5G対応に

 インターネット接続をWiMAXによるWi-Fi接続に換えてから、はや26ヶ月余が過ぎた。
 24ヶ月を過ぎると料金が月額3,753円から4,413円に上がる3年契約になっていて、昨年末から5G対応新機種への契約変更をうながすメールが頻繁に届くようになった。

 料金は月額4,763円で現状と大きな差はなく、これで速度が上がるならと調べてみると、いま住んでいる地域はまだ5Gに対応してなく、夏まで待つ必要があるとの診断。ならば急ぐ必要もないと放置していたが、最近になって新しい5G対応ルーターが現状の4Gにも対応していることを知る。
 そのほか、接続量制限が現状の「3日で10G以内」から「3日で15G以内」に緩和されたり、事務手数料や端末代金が無料になったりと、切り替えに伴う支出は実質ゼロで、早めに切り替えるほうが得策のように思えてきた。

現状の4G対応ルーター

 サポートセンターに電話すると、現状機種は3年契約のため解約手数料10,450円が必要となるが、それを大きく上回るポイント還元がキャッシュであるという。電話契約限定の特典というので、その場で契約の変更を決めた。

 OSの再インストールや新しいMacBook Proのセットアップでネット接続量が大幅に増え、数日前に接続制限を受けたばかり。年末年始にも3日連続で接続制限を受けた。たとえ夏からでも、高速大容量の5G回線が月150Gまで使えるのは大きい。
 キャッシュバック口座の手続きはすでに終え、端末の到着は金曜日あたり。月末までには新環境が整う。今月はMacやOSの更新から始まり、ネット&PC環境が大幅に改善される月となりそうだ。

2022年1月23日日曜日

キビキビ動く

 毎日雪かきばかりやっていると、さすがに飽き飽きしてくる。妻が徒歩で買物に行っている間、気分転換のつもりで3ヶ月ぶりにミシンを引っ張り出した。
 溜まっていた仕事のうち、敷きパッドのボタンフック補修と台所用台ふきんを作る。#14の針に交換してからミシンの調子はよく、簡単に片づいた。


 妻が帰宅後に珈琲タイムとし、その後外に出て雪かきをする。明け方にまた10センチほど降ったが、湿気の少ないパウダースノー。裏庭への運搬も含めて、20分ほどで簡単に終わる。
 続けて今冬2度目のツララ落とし。危険な隣家玄関そばのツララは再発生していないが、午後の陽射しがあたる南西角のツララが成長し、1メートル近くにまで育った。


 今回は物干し竿の先端に、不要になった除雪スコップの取手を差し込んで使った。全体が10センチほど長くなり、幅があるのでツララを落としやすい。テープで固定するつもりでいたら、まるで測ったようにピッタリ収まった。

 ヘルメットをかぶって慎重に作業。雪庇の一部もついでに落とした。気温が上がったときに作業すれば、もっと落とせそうだ。
 8日前にヤフオクで落札したMacBook Pro、その後データ移行を中心に日々セットアップに励み、およその作業を終えた。このブログも新しいMacBook Proで書いている。

 PCを更新して驚いたのは、全体的な動作の速さと軽さ。これまでの古いMacBookがウソのようにキビキビ動く。起動やソフトの立ち上がりがあっという間で、全くストレスがない。
 ネット関連の動きも軽快になり、Wi-Fi接続方式はそのままでも、PCやOSをアップグレードすれば相当改善することを知った。5万円強の投資は私にとって大きかったが、決断してよかった。

2022年1月20日木曜日

スリップして冷や汗

 大雪は小休止となったが、後始末に地域社会全体が苦しんでいる。降り積もった雪による落雪事故で、幾人もの方が亡くなった。大半が高齢者である。
 重い大量の雪に道路は排雪が遅々として進まず、左右には背丈をはるかに超える雪の山。見通しが悪くていつ車が飛び出してくるか予想できず、人も車も安心して進めない。
 日当たりのいい主要道路は乾き始めてきたが、脇道や交差点は氷塊による凸凹が解消されず、雪山で道幅は極端に狭くなっている。


 実は昨日の買出しで、あやうく事故になりかけた。空いている脇道を選んだが、調子に乗ってスピードを出しすぎたかもしれない。
 ちょっとした氷塊に左の車輪が乗り上げたとたん、ツツツ…とタイヤが滑り出してハンドル制御が効かなくなった。車は右に回転し始め、あわててブレーキを踏んでも止まらない。そのまま対向車線にはみ出して、90度回転してようやく停まった。

 幸いだったのは、対向車が全くいなかったこと。もしいたら、妻の座る助手席あたりに激突していたに違いない。冷や汗ものだった。
 その後は多少渋滞していても、広くて凸凹の少ない道を選択。危険な場所に差し掛かると、スピードを20〜30キロ程度にセーブして進んだ。
 2日前には札幌近郊で高齢者運転の車がトレーラーと正面衝突し、夫婦が亡くなっている。車による移動は他との接触を避ける意味でコロナ対策として極めて有効だが、道路がこんな状態ではコロナ感染よりも事故のほうがはるかに怖い。
 札幌市内の道路状態が平常に戻るには、今月いっぱいはかかりそうな気配。それまで車の運転は最低限にし、危機を回避したい。

2022年1月19日水曜日

データ移行に苦戦

 ヤフオクで落札したMacBook Proに現状のMacBookの設定やソフトを移行させる必要があり、早くて確実なEthernetケーブル直結でやろうと調べたら、Ethernet端子が新しいMacBook Proにはついてなく、変換アダプタが必要なことがわかった。
 Thunderbolt端子をギガビットEthernetに変換するもので、メルカリで送料込810円が最安値。今日それが届いて、15時からさっそくMac標準の「移行アシスタント」による転送作業を始めた。

Ethernetケーブルは失敗時の5e仕様

 過去に何度も同種の作業をやっていて、問題なく運ぶはずだったが、なぜか移行が進まない。前回は2年前にMac-mini→MacBookへの移行をやっていて、1時間40分で終えている。
 OSのバージョンが大幅に上がったせいかと考え、3時間待ったが一向に終わらない。諦めていったんキャンセルし、再度トライする。
 Wi-Fi経由でやることも一瞬考えたが、膨大な時間と接続制限、転送ミスが怖くてとても踏み切れない。ケーブル直結で進めるしかない。

Thunderbolt→Ethernet変換アダプタ

 元のMacBookをスリープ解除するのを忘れ、作業中にWi-Fiをオンにし、別のiMacでネット閲覧もした。これがまずいのかと考え、両方のPCをスリープ解除設定し、Wi-Fiはルータの電源を切った
 今度こそと思ったが、やはりダメ。またまたキャンセルし、接続ケーブルを前回成功したものと同じケーブルに交換。さらには、準備段階のファイル転送情報が全て完全に表示されるまでじっと待った

この情報が表示されるまで待つ

 3度目のトライで、ようやくファイルの転送が始まり、転送を終えたファイル数と残り時間がリアルタイム表示されるようになった。

 1時間25分後、全ファイル(96G)の移行が完了したとのメッセージが表示され、胸をなでおろす。しばらく遠ざかっていたのですっかり手順を忘れていたが、どれも必要なことだったのだろう。転送時間は前回より15分短縮された。
 調査の結果、ケーブル仕様は最初のがカテゴリ5eで、成功したのが高性能のカテゴリ6。まだまだ知らないことがある。


 移行後のMacBook Proのセットアップをやっているが、OSが新しすぎて動かないソフトがけっこうある。代替ソフトの検討が必要。
 そのほか、細かい設定の修正もいくつかあって、完全移行にはもう少し時間がかかりそうだ。古いMacBookを併行して使いながら、じょじょに進めたい。

2022年1月17日月曜日

ツララ大発生

 ドカ雪の連続で降り積もった雪が、日中の時期外れプラス気温でユルユルと解けだし、夜から明け方の寒さで凍って、あちこちにツララが発生している。
 新築後22年が経過したが、以前にも一度似たような現象に見舞われた冬があった。
 寒いなら徹底的に寒ければ雪は解けずにツララは発生せず、暖冬なら徹底して暖かければ雪は凍る前に解けて流れてしまい、同様にツララは発生しない。今冬のように中途半端な寒暖の繰り返しに大雪が重なった場合に、ツララは異常成長する。

隣家に近い母屋北東のツララ

 車庫屋根のツララは除雪時にスコップで簡単に落とせるが、母屋の屋根に発生したツララは大きいうえに高い位置にあり、たちが悪い。
 ここ数日で1メートル近くに成長し、何かの拍子で落下すると事故のもと。特に北東角のツララは隣家の玄関近くにあり、小さな子供が雪遊びに夢中になって、落下に気づかない可能性もあった。
 事故リスクを未然に防ぐべく、3.8メートル長の物干し竿を使って叩き落とすことにした。

ツララ撤去後の状態

 作業中の事故も考えられるため、まずヘルメットを装着。直下ではなく、斜め下から慎重に作業し、とりあえず危険な場所のツララは全て落とした。
 明日からは冬型の気圧配置になり、気温は平年値に戻るというが、屋根の大雪が残っている限り、ツララが再発生する可能性は充分にある。春がやってくるまで油断はできない。

2022年1月15日土曜日

MacBook Pro登場

 5日間にわたって道内をズタズタに切り裂いた暴風雪がようやく収束の気配を見せ始めた。台風なみの強い風は午前中で収まり、積雪も数センチほど。雪かきは簡単に終わった。
 妻の求めに応じ、午後から米などの食料品を買出しに車で行く。凸凹のソロバン道路は幾分改善していたが、道路の左右には相変わらず背丈を超す雪の山。脇道はすれ違いが難しく、運転には多大なストレスが伴う。
 帰路に予約してあった本を受け取りに地区センター図書館に立ち寄り、ヤレヤレと家に戻って早めの珈琲タイムをとっていたら、ピンポン鳴ってヤフオクで落札した中古のMacBook Proが届いた。

 10日の夜に落札し、13日午後に届く予定だったが、折悪しく暴風雪にぶつかった。遅れに遅れたが、ともかくも無事に到着。さっそく梱包を解き、動作テストをする。
 OSはインストール済みで、Wi-Fi接続とApple-IDへのログイン、ブックマークのインポートなどをやったが、特に動作に問題はない。ていねいな梱包と詳しい商品説明に好感を持ち、星5つの最高評価をつけて取引を終えた。

新旧のMacBook

 メインPCになっている現状のMacBookは2017.6にヤフオクで16,000円の破格値で入手し、よく働いてくれたが、late2009と型が古い。
 OSは10.13までしかインストール出来ず、最新OSからは4世代遅れている。ストレージは動作の遅いHDDで限界を感じていた。
 最近になってトラブルが発生し、4時間かけてOSを再インストールして解決したが、全体的な動作の重さは変わらず、買い替えを決意した。
 新しいMacBook Proの主な仕様は以下の通り。

・MacBook Pro Early 2015、13.3inch(即決で送料込み5万円)
OS11.6.2(Big Sur)
・プロセッサ:Intel Core i5、2.7GHz
500GB-SSD16GB-RAM

 あらゆる点で現状のMacBookより優れていて、しかも薄くて500gも軽い。液晶を含めて汚れや傷みはほぼなく、中古とは思えない美品。
 商品到着後3日間はソフトウェアを新規インストールしないことがハード保障の条件のため、しばらくはネット中心の動作確認になりそうだが、これまでのストレスがウソのようにサクサク動く。起動時間がわずか30秒ほどに短縮されて驚いた。

 いずれは現状のMacBookの内容を移行アシスタントでそっくり移す予定でいるが、古いMacBookもまだまだ使えるので、1階で妻がネット閲覧するには重宝しそう。しばらくはセットアップに忙しくなる。

2022年1月14日金曜日

いつまで続く悪天候

 11日から始まった暴風雪が未だ収まらず、昨夜は強い風の音で何度も起こされた。一夜明けると重く湿った雪が、またまた10センチ以上積もっている。
 最新の天気図を見ると、北海道の東沖に四つ玉低気圧が居座っていて、延々と悪さを続けている。予報では明日の午前中まで嵐は続くらしい。さすがにウンザリしてしまうが、これが雪国で暮らす宿命で、嘆いても仕方がない。

ウッドデッキに吹き溜まる雪がテラス窓を塞ぐ

 昨日の夕方、ジャンパーを着ずに軽く雪かきをしたら、急に鼻水とクシャミが出て止まらなくなった。熱い風呂に入ってようやく収まったが、同じ轍を踏まぬよう、短時間でも重装備で雪かきに臨む。
 一気にやろうとすると体調を崩すもと。一回の作業時間を10分程度にとどめ、4〜5回に分けて繰り返すことでリスクを回避した。

 昨日の夕方に届くはずだったネットオークションの落札商品が、発送地の集配センターに留まったまま動かない。悪天候のせいで、あらゆる交通網が寸断されている。緊急性の低い物品は後回しになっても仕方がなく、嵐が過ぎ去るのを待つしかない。

車庫屋根の積雪深は1Mを超えた

 悪天候とは関係ないが、2年ぶりに予定されていた1/23の介護施設系ライブ、新型コロナ感染急拡大で無期延期となった。
 結果論だが、先月のXmasライブならたぶんやれた。この時期のイベント実施判断は本当に難しい。あまり長いスパンで考えないほうが実現しやすい気がする。

 日本でのオミクロン型コロナのピークは、3月中旬までずれ込むという説をアメリカの学者が唱えている。悪天候はあと1ヶ月もすれば収束するが、コロナの収束時期は未だ見えてこない。

2022年1月12日水曜日

大雪に振り回され

 昨日午後から降り始めた雪がシンシンと音もなく降り続き、止む気配がない。雪雲レーダーで調べると、朝まで延々降る予報。
 気温はマイナス1度くらいで平年よりはるかに高く、まるで春先のような湿った雪だった。

 夕方になって突然BS放送が観られなくなった。時期外れのベタ雪がアンテナに付着し、受信障害になっているらしい。
 以前にも同じことがあり、2.5M長の窓掃除用ワイパーを2階の窓から出し、雪をかき落とした覚えがある。同じようにやると映像は復帰したが、降り止まぬ雪のせいで、すぐにまた観られなくなった。
 しばし放置し、雪が小降りになったころに再挑戦。その後は問題なく観られた。


 一夜明けるとダンゴ状に固まった雪が木々や電線、屋根や壁の一部にまで付着し、周囲の景色が一変している。西の空地に立つ木の太い枝が、雪の重みで2本も折れていた。

 インターネットを始めた妻が、いつものサイトが表示されないと訴える。調べてみると、どのパソコンでもつながらない。もしやと思ってルーターの状態を確認すると、異常を示す赤ランプが点灯していて、リセットをかけても復帰しない。
 昨夜は確かに使えていたが、普段より接続速度は遅かった。おそらくは雪による障害であろうと判断し、やむなく除雪作業を先行させることにする。
 朝食後にとりかかったが、雪が湿って重く、いつもより堪える。45分後、疲労困憊して終了。
 家に戻ると、インターネットが復活していた。WiMAXのサイトを見ると、朝4時過ぎに自宅のある地区で接続不能に陥った、とある。ADSLから切り替えて2年経つが、WiMAXの接続障害は初めての経験。

 直近の石狩アメダスでは一晩で40センチ積もり、最大105センチの積雪深に達している。近隣土木センターの積雪情報では、累積降雪量が平年値の60%近くになった。冬も半分越えたと前向きに考えようか。


 珈琲タイム後、意を決して食料品の買出しに出かけることにする。いつも火曜〜水曜の午前中に行くが、雪で先延ばししていた。
 大雪の残滓と強風に季節外れの雨が重なり、道路は交差点付近を中心に完全な凸凹ソロバン状態。どの車もスピードが出せず、極端に流れが悪い。
 移動に普段の倍かかって、家に戻ったのは2時間後のこと。大雪に終日振り回されたが、ひとまず1週間分の冬ごもり準備は整えた。

2022年1月10日月曜日

イノチ尽きるまで

 長女が小学生だったころに国際交流のホームステイがらみで知り合い、以降30年以上の長きにわたってXmasカードの交換を続けていたカナダの友人から、かなり遅れてXmasカードが届いた。
 近年は年賀状をやめてしまった経緯もあり、先方からXmasカードか届くと、その返信という形で近況を記したカードを返信する、という形での交流に変化している。

 カードには驚くべきことが書かれていた。つい最近ステージ3の卵巣ガンと診断され、すでに抗がん剤治療を始めているという。薬の副作用で体調が思わしくないそうで、文章はいつもより短めで元気がない。


 相手は同年代の女性、つまりはガン世代である。私自身が8年前に大腸ガンを患い、未だ定期検診やポリープ切除手術を繰り返している身。いつ誰がどこでガンを患ってもおかしくない時代と理屈ではわかっていたが、まさか…。

 返信になにを書くべきか迷ったが、自分のガン発症顛末はすでに伝えた気もするので、改めてそれを取り上げることはやめにした。
 おそらく相手も人生の行く末に関してそれなりの覚悟はあるはずで、最終的には普段どおりに家族の近影と共に、「Please take good care of yourself.(どうぞお大事になさってください)」と短く書き添えるにとどめた。
 この女性との交流は、おそらくどちらかのイノチが尽きるまで続くのだろうな…、と漠然と考えていたが、その通りになりそうな気がしないでもない。

2022年1月8日土曜日

暖房ボイラ終夜運転

 今冬2度目の灯油を給油した。給油量は351.7Lで単価は93.5円/L。前回の99円/Lより5.5円/L下がったが、まだまだ高いレベルであることに変わりはない。支払額は32,885円と高め。
 灯油消費量を給油間隔で割った日平均消費量で評価すると、前年同時期が5.87L/日、2年前の同時期が6.50L/日、今回が6.28L/日となり、昨年よりは7%増えたが、2年前と比べると3.4%減っている。

 直近の石狩アメダスの気象データと日平均灯油消費量は以下の通り。

・2018.12(7.02L/日)
 月平均気温−1.7度、真冬日11日、日照時間74.0h
・2019.12(6.50L/日)
 月平均気温−1.7度、真冬日12日、日照時間67.8h
・2020.12(5.87L/日)
 月平均気温−2.5度、真冬日13日、日照時間60.8h
・2021.12(6.28L/日)
 月平均気温−1.7度、真冬日11日、日照時間95.4h→今回

 実は先月中旬から暖房ボイラを深夜もオフにせず、24時間連続運転させている。加齢に伴って寒さに弱くなり、年末年始に集まる子供や孫たちに寒い思いをさせたくない、という意図からだった。
 21年前の新築当初は暖房ボイラのリモコンに節約モードがあり、深夜時間帯は自動で微少燃焼に切り替わる機能がついていた。5年前に交換したボイラにはその機能がなく、やむなく手動で燃焼温度を切り替えることにした。

 深夜1時ころに燃焼温度を45度に設定し、翌朝起きた妻が60〜65度に温度を上げる。現状のボイラも最新リモコンに交換すると自動で節約モードに切り替わると知ったが、まずはお試しだ。
 過去データと比べて、24時間連続運転による灯油量の増加傾向は明確ではなく、気象条件が酷似している2018.12と比べても、灯油消費量は逆に10%以上減っている。ボイラを切らないことで床下空間の温度が安定し、結果として灯油削減につながっているのかもしれない。
 どちらにせよ、室内環境優先で試した厳寒期の暖房ボイラ連続運転、今後デフォルトにしても問題なさそうだ。
1月下旬で連続運転はやめ、6時〜75度のタイマー運転に変更

 同じ日に電気代の請求書も届いたが、こちらは前年同時期の201kWhから13%増えて227kWh。金額では718円上がった。
 暖房ボイラ連続運転と、月1回だった布団乾燥機を今冬から月3回ペースに増やしたことが理由と思われるが、やむを得ない出費だろう。


 カナダの友人から遅れて届いたXmasカードの返事を書こうと、昨年のファイルを起動させたら、特定のフォントが表示されないという問題が起きた。
 マック標準の「Font Book」で調べると、フォント自体は正常にインストールされている。同じフォントが問題なく表示されるテキストエディタもある。
 ネット情報をもとに各種対策を試みたが改善せず、やむなくシステムの再インストールを決意した。

 調べてみると、0S10.13にアップグレードした2020.2以降、MacBookのOS再インストールは一度もやっていない。
 インストールUSBから起動し、手順に従って操作。途中フリーズするなど予想外に手間取って、各種設定を終えたのは4時間後だった。
 問題点は解消されていたが、最近見受けられる全体的な動作の重さは変わっていない。2017.6にヤフオクで16,000円の破格値で入手し、よく働いてくれたが、late2009と型が古い。いよいよ買い替え時期到来かもしれない。

2022年1月4日火曜日

完全なる平常へ

 また10センチ近く雪が降った。市内各区の雪情報を集積すると、自宅周辺のみ集中的に降っている。現段階で平年値の倍近い73センチの積雪深。まるで狙い撃ちである。
 帰省中の次男が仕事の都合で午前中に発ちたいという。車が出せる最低限のスペースを集中除雪。10時過ぎに無事出発できた。

 夫婦2人だけの静かな日常が戻り、残された膨大な洗濯物は、昨日から少しずつ片づけている。アクセスが集中してスピード制限のかかったWi-Fi接続は、元日から3日間終了後にようやく制限が解けた。


 今日は今年初めての燃えるゴミ収集日。前日から準備し、普段の倍となる20L指定袋にどうにか収めた。明日はビン&缶&ペットボトルゴミ収集日で、こちらは10Lほどの透明袋2つに収まった。
 ゴミですし詰め状態だった物置はかなりスッキリしてきたが、問題は来週月曜まで収集されないプラスチックゴミ。カニが入っていた発泡スチロール箱2個のほかに2袋あり、今後まだ増えそう。完全なる平常は、もう少し先になる。
 新型コロナウイルスのオミクロン株がついに北海道にも上陸し、感染者数も日毎にジワジワ増えている。今日の全国新規感染者数は1,268人で、過去例による「波」の制限ライン1,000人を軽々と突破した。
 確実にやってくると覚悟していた第6波は、すでに始まったと考えるべきで、今後どのくらいのスピードと重症度で広がるのかが現実的な焦点だろう。

 コロナ状況の急変で、先月上旬に依頼され、23日に予定されている介護施設コンサートの実施はビミョーになった。最後は施設側の判断となるが、練習だけはやっておくべきと考え、今日は今年初めてマイクを使った本格練習を試みた。
 本番を想定し、布マスクを装着してPAはボーカルを大きめに設定。春の曲を中心に延々歌ったが、喉の調子は非常によく、明日ライブがあってもいいほどだった。

2022年1月2日日曜日

年末年始家族会終了

 長男一家と次男を交えた6人による年末年始家族会の3日目。8時までに全員が起きたが、オセチ料理はすでになく、朝食はトーストやジュース、ヨーグルトバナナ、珈琲といった普通メニューに戻った。
 大雪は峠を越し、昨夜未明に除雪車が置いていった玄関前の雪や車に積もった雪などを堆雪スペースに積み上げる。大半を長男がやってくれて助かった。

 昼食は買い置きの生ラーメンをつけ麺で食べた。トッピングのいただき物チャーシューと妻手作りの煮卵が絶品。オセチに飽きた2日目の昼食はラーメンに限る。
 孫娘は次男とのオンラインゲームに忙しい。共にゲーム好きなので、遊び相手としては絶好のようだ。
 飽きると持参したアナログ的家族カードゲーム「レシピ」で遊んでいた。これには両親も参加するが、祖父母に声はかからず、脇で見ているだけ。ますます活動的になる孫娘の子守は体力的に厳しくなりつつあるので、楽といえば楽である。


 珈琲タイムには、昨夜遅くに作った黄桃ケーキを食べた。好評だった梨ケーキの応用版で、梨の代りに黄桃の4号缶を使った。

 生の果物ではないため、砂糖を少なめにし、ホットケーキミックスを多めにするなど微調整したが、結果的に缶詰の甘さが強すぎて、失敗だった。30cc入れた缶詰煮汁は必要なく、ホール型は15センチでよかった。いずれ再挑戦したい。
(妻以外の家族は気遣ってか「美味しい」と言ってくれたが)
 休暇中にネット経由で飛び込んだ仕事の予定が厳しくなり始めたらしく、長男一家は夕方までに帰ると言い始めた。

 実は前夜に「はま寿司」のテイクアウトを夕食用に48個注文済み。こんな事もあろうかと、持ち帰り時間は早めの16:15にしてあった。
 急ぎ車で取りに行く。なぜか妻も同乗してきて、帰路にスーパーで買い物を済ませる。十分に用意したつもりでも、食料の在庫が乏しくなっていた。


 普段よりかなり早めの17時前から最後の宴会を始める。寿司だけでは寂しいので、久しぶりに納豆チヂミも作って焼いた。
 強力小麦粉を使い、片栗粉をいつもの倍使ってモチモチ感を強調したせいか、黄桃ケーキと違ってこちらは好評。

 楽しい時を過ごし、18時20分くらいに長男一家は帰ることになる。車の運転はノンアルコールの私。
 この3日間ですっかり次男に懐いた孫娘は、バイバイしながらも車が家から遠ざかると、「おじさんとは今度いつ会えるの?」とグズグズ泣き始め、しばらく泣き止まない。
 父母や祖父母はともすれば教育的な言葉を投げかけがちだが、無条件で遊んでくれる大人の存在が孫娘には必要なのかもしれない。ちょっと考えさせられる幕切れだった。

2022年1月1日土曜日

荒天の元旦

 新しい年が明けた。昨年の「寝ていて寒かった」という家族の訴えを踏まえ、昨夜は暖房ボイラの温度設定を15度上げ、55度の連続運転にして就寝。寝具も夏用肌布団〜毛布〜冬用掛布団という変則3枚構成とした。

 7時の2階温度は17.4度で、昨年の15.8度に比べて2度近く上昇。直近アメダスの最低外気温は−12.1度で、−10.3度だった昨年より2度近く低かったが、「寒さは全く感じなかった」と家族にも好評。

 コロナ感染リスクが軽減され、パッシブ換気排気口を昨年の100%開放から、冬季デフォルトの10%に戻して熱損失を抑えたことも大きい。今回の防寒対策を今後のひな形としたい。


 孫娘の夜泣きは全くなく、大人たちはよく眠れた。この1年での成長を感じる。明け方5時に孫娘が起き出してきたが、「まだ早いよ」と言い含めて再度寝かしつける。
 8時には全員が起きて、それぞれに新年の挨拶を交わし、例年通り9時から新春の宴が始まった。

 重箱3段に詰められた妻の手作りオセチ料理が今年も並ぶ。乾杯用のワインは小樽ワインの発泡ロゼ。その後はそれぞれ思い思いの飲み物や食べ物で過ごす。
 1時間経過後に孫娘が「ごちそうさま」したのを機に、お年玉をあげる。5歳になった今年からは、金額を2,000円にあげた。知育菓子の「たのしいおすしやさん」のオマケも別についていて、孫娘は大喜び。見本通りに作るのはかなり難しいが、説明書を読みながらうまく仕上げていた。


 外は激しい地吹雪が吹き荒れ、10M先も見えないほどの悪天候。しばらく続きそうな予報で、急ぎの雪かきは無駄になる。じっと家に引きこもり、飲んだり食べたり昼寝したりして、ダラダラと過ごす。オセチ料理の重箱は夕食までに空になった。
 お接待に疲れた妻は、21時前には床に着く。荒天ということもあり、長男一家はもう一泊することになった。