2007年11月17日土曜日

2007夕映えコンサート

 都合4度目になる自宅での夕映えコンサートを無事に終えた。感動の熱がさめやらぬ深夜に、この文を記している。
 集まってくださった聴き手は、私たち夫婦をのぞいて9名。そのうち7名が初参加で、歌い手としては新鮮な緊張感でライブにのぞんだ。


 この日、喉の調子は非常によく、心配していた空もウソのようにからりと晴れ、雪も降らずに温暖な天気。恵まれた条件のなかでコンサートは始まった。

 初めての聴き手が多くいた関係かどうかは分からないが、自宅でやった中では、過去最高の出来だった。前代未聞の2度のアンコール、多くの方が涙を流してくださったことからも、それは裏づけられる。
 カバー4曲、オリジナル16曲、合計20曲の1時間半だったが、歌い手も聴き手も時の感覚がしばし途切れたような、充実したひとときだった。


 ライブ終了後の茶話会に全員が残ってくださったのも、これまた前代未聞。コンサートの余韻があったせいだろうか。
 遠方から届けられた花を始め、持寄りのお酒や美味しい食べ物で彩られたにぎやかな茶話会は、コンサートの後を締めくくるのに相応しい、刺激的で豊かなものだった。
 今日のような日があるからこそ、人生は楽しく、そしてまた明日から少しずつ歩き出せる。たくさんの方々に、生きる勇気と喜びをいただいた。

 ありがとうございます。