2007年11月6日火曜日

腐ってます

 相変わらずの小春日和。外仕事がどんどんはかどる。今日は4ケ所ある車庫の束基礎金物と車の再塗装を一気にやった。
 車の塗装は春にもやったが、本格的な冬が来る前にもう一度やっておくと、傷みが最小限で済む。ボディがサビて穴の開いた車など、正直言ってあまり乗りたくはない。しかし、走行距離は8万キロ強で、エンジンはまだまだ元気。やっぱり我が還暦まで大事に乗り続けたい。
 写真は束基礎金物の塗装の様子。2年に一度くらい塗ってやると、サビずに済むようだ。ガムテープでマスキングをして塗り、乾いたらはがす。
 使うペンキは普通の水性エナメルペンキ。筆は100円ショップの絵画用のを使っている。細かい部分を気軽に塗るならこれ。


 塗装後に何気なく車庫を見上げたら、梁の一部のヒビ割れがかなり進んでいる感じがした。気になって脚立に昇り、詳しく調べたら、腐ってボロボロになっている。しかも結構大事な場所で、放置すると危険だ。
 原因を考えたが、どうも雨だれ防止でつけた木製の雨樋が悪さをしたらしい。溜まった雨水がすっきり流れず、常にジメジメした状態で木の一部を腐らせたようだ。素人仕事で建てて8年になるから、こんなこともある。
 この日は日が暮れてしまったので、家に入ってから対策を検討した。腐った木は止めボルトの一部にも関わっていて、2本のボルトのうち、1本がまるで効いていない。このままだと積雪時の重さに梁が耐えられず、落下という最悪の事態も考えられる。
 梁の交換は構造上難しいので、現在の梁の下に全く別の新しい梁を、構造金物を使って固定することに決めた。悪さをしている木製雨樋は腐食が激しいこともあり、この際すべて取り去る。

 作業は急を要するので、さっそく明日から取りかかる。材料調達と道具の目星はついた。工夫すれば外注せず、何とか独りでやれそうだ。
 一時はかなり落ち込んだが、実害の出る前に見つけたことを幸いと、前向きに考えよう。うまい具合に、急ぎの仕事もない。経過は何らかの形で後日報告します。