2025年5月29日木曜日

墓参とチューリップ

 お墓のある市内南区・滝野霊園近くの滝野すずらん丘陵公園で、「チューリップ・ずずらんフェスタ」なるイベントが開催中というニュースを目にした。チューリップが見頃とか。
 今年はまだ墓参りに行ってなく、墓参をかねて出かけることにした。

 11時に家を出て、まず郵便局や地区センター図書室を回る。好天に恵まれ、車内は暑いほど。途中のザ・ビッグで供菓子を調達し、12時半ころ霊園に着いた。
 墓参りは1年ぶりで、雑草抜きを始めとする墓の清掃にけっこうな時間を費やした。

散歩道で見つけたミヤマキンポウゲも供えた


 墓前に近況を報告したのち、霊園内にあるレストランで昼食。いつもなら昼食後に家を出て、墓参終了後に近くの六花亭で珈琲タイムというパターンだが、今回はチューリップ見物が控えている。リーズナブル価格の霊園内施設を初めて利用したが、味はそれなり。

 その後、滝野すずらん公園へと向かう。駐車料金は500円で、別にチューリップ等のあるカントリーガーデン入園料が必要。大人450円のところ、65歳以上は210円で入れる。妻がマイナカードを忘れ、私の思いつきで市の敬老パスを提示したら、なんとかOKだった。
 この公園には子供たちが幼い頃によく来たが、年ごとにエリアが次々と拡張され、1日ですべてを回りきるのは難しくなった。




 カントリーガーデンのある東地区には、まだ孫娘が生まれる前の10年前に長男夫妻と来ている。印象は強烈で、今回も楽しみにしていたが、前回よりも花の量が減ったように感じた。
 急な暑さ到来で、峠を過ぎた花があったせいもあるのか。枯れた花が放置された区域もあり、予算や人手が不足している印象もした。

 それでも気を取り直し、起伏に富んだ遊歩道を順に回る。池や滝のある区域は流れる冷風が心地よい。
 霊園もそうだったが、GW後の平日とあって、好天の割に人出はそう多くない。外国語もチラホラ耳に入ってきたので、ここにもインバウンドの波は及んでいるらしい。


 フェスタのもうひとつの売りであり、公園の名称にもなっているスズランは、残念ながらほとんど見当たらなかった。野生種なので人為的な栽培が難しいのだろうか?
 14時半くらいまでいて帰路に着く。あれこれいいつつも、目と心の保養にはなった。

わずかに見かけたスズラン

2025年5月28日水曜日

山東菜の種を蒔く

 昨日までの肌寒いリラ冷えが一転して、朝から気温が急上昇。札幌の手稲山口アメダスでは、25度を越す夏日を記録した。 

 土手の散歩道沿いには、自生する黄色いキク系の花が満開。名前がわからず、写真に撮ってGoogleレンズ(画像から対象物の名前や場所などを検索するAIの一種)で調べると、「ミヤマキンポウゲ」という種とわかった。
 数本を摘み取って持ち帰り、花瓶にさす。


 夕方になっても気温は下がらず、もしやと思って先日耕し終えた家庭菜園の一部を掘り返し、土の温度を赤外線温度計で測ってみた。
 すると、予想通り日陰でも16〜17度まで上がっている。発芽に必要な温度、15度を突破していた。

 種の袋に記した過去3年の記録では、5/29、6/5、6/6に山東菜の種を蒔いている。明日以降も好天が続く予報で、少し早いが、夕方に今年最初の種を蒔いた。順調なら、1週間くらいで芽を出すはず。
(夜11時に再度土の温度を測ると、14度だった)

2025年5月27日火曜日

山東菜に花

 冬越しした根から思いがけず芽を吹いた家庭菜園の山東菜に、突然黄色の花が咲いた。
 調べると山東菜はアブラナ科なので、要は「菜の花」である。葉と同様に食べられると知る。


 花を食べるのは初めてだったが、さっそく先端部を摘み取って、雑煮の具材にした。湯葉のような舌触りが美味。
 他に家庭菜園の小ネギ、鳴門のワカメ、白菜、油揚げなどをトッピング。昼食としてはゴーカ版である。

2025年5月26日月曜日

靴を買い替えた

 2019年にアマゾンで買った黒い靴の甲に穴が空いた。片方だけだが、調べると靴底もはがれ始めていて、もはや寿命。1,999円と格安の割には履きやすかったが、買い替えることにした。

 靴は多くをネット通販で買っている。履いてみてサイズが合わない場合は変換可能な品を選んでいるが、これまで返品は一度もない。デザインがまずまずで、とにかく安いのが魅力だった。
 商品にもよるが、3千円前後の靴でも、だいたい6〜7年は持つ。


 新しく買ったのは、ダークブラウンのカジュアルシューズ。今回も品数の豊富なアマゾンからで、3,290円だった。デザインは8年前に買って、いまは作業靴に使っているものと似ている。(写真左上)
「牛革製」とあるが、実際にどうかは不明。サイズはいつもと同じ25.5cm。ぴったりで、まずまず履きやすい。

 8年前に買って酷使した茶色の靴は廃棄となり、これまで普段履きにしていた黒い靴(写真右)は、草刈りなどの作業靴に格下げとなる。
 冠婚葬祭用の1足を含めて、履ける夏靴は常に4足。普段履きの3足は負担を分散させるため、順番に履くよう心がけている。

2025年5月22日木曜日

リラ冷えに草刈り

 周辺空き地の雑草が目立ってきたため、今年最初の草刈りを実施。最高気温が15度ほどで4月下旬なみの寒さだったが、雨の降る気配はなく、外作業をやるのに支障はない。
 冬の間ずっと居間の床下空間に収納してあった電動草刈機を取り出し、軽く試運転。バッテリを満充電しておいた記憶があり、問題なく起動した。


 遅い昼食をとったのち、14時15分くらいから作業。腰にはコルセットを装着し、作業帽や手袋、防護メガネなど、怪我のないよう完全装備である。

 2年前に購入し、昨年8月から刃を草刈りブレードに替えてから草の詰まりが皆無になり、抜群に作業しやすくなった。
 予想以上にはかどって1時間ほど連続して作業。なぜかバッテリも長持ちし、充電が切れるまでに全体の70%程度を終わらせた。


 予備バッテリに交換するついでに珈琲休憩するかどうか迷ったが、気が乗っているうちに一気に片づけたくなり、そのまま継続。
 結局16時まで作業して、対象区域をすべて借り終えた。腰の調子次第では3日かけるつもりでいたが、まさか1日で終わるとは。

 昨年は最初の草刈りを5/24から2日がかりでやっている。いろいろ慣れてきたせいで、作業が早くなりつつある。


 昨年5年ぶりに2房だけ復活開花した裏庭のライラック、今年は順調に育って、計10房が可憐に開花した。時期外れの低温は、いわゆる「リラ冷え」と呼ばれる現象であろう。

 あまりの寒さに耐えられず、夜には2時間ほど暖房ボイラを点けた。道外では30度を越す真夏のような地域もあるようだが、北の街に限っては、いつも通りの初夏である。

2025年5月19日月曜日

ページ外れ補修続く

 新年度2度目となる地区図書館〜本修繕ボランティア活動日。
 前日の路上イベントから2日続けての午前中活動となり、朝の苦手な身には正直辛い。だが、休日の都合で5月の活動日はこの日のみ。万難を排して参加した。
 前日のライブ参加で腰にやや違和感を覚え、久しぶりに腰コルセットを装着する。9時25分に図書室に到着し、10時までに新旧交えた7人のフルメンバーがそろった。

 1ヶ月前に自分がやった補修本をまず確認。複雑なページ外れを含み、対象3冊のいずれにも問題はなかった。


 修理対象棚から新たな本を見繕う。1冊目はページの一部が外れた分厚い科学図鑑。不慣れな新メンバーの負荷を考慮し、作業が難しそうな本をあえて選んだ。

 係員のAさんは新人の指導に忙しく、これまでの経験を踏まえて、自分の判断で進める。
 方針としてはバラバラのページをそろえて仮止めし、背の部分でボンド固定すること。ところがテープで補修されたページの一部がずれてしまい、そのままではページがそろわない。古いテープを剥離液ではがすのに大変な手間を要した。
 ようやく終わってボンドを塗り、大型木製クリップで固定したが、もしかすると切り込みを入れてタコ糸とボンドで補強するか、寒冷紗で補強する必要があったかもしれない。結果は乾燥後の次回に判明する。


 1冊目が終わりかけたころ、新メンバーを指導していたAさんから声がかかり、作業が新人には難しいので、私に代行して欲しいという。
 対象は小型の絵本で、ページの大半がバラバラ状態。たったいまやったばかりの本と同じ症状だった。
 受け継いでただちに作業。こちらもページの多くがテープで補修されていて、それを剥がす作業に多大な時間を割いた。テープでの補修は簡単だが、あくまで応急処置の延長。根本的な解決にはならない。

 1冊目と違ってページの大半が外れているため、ページをそろえてクリップで仮固定したのち、背に残ったノコの刻みを利用し、タコ糸とボンドを溝に入れてまず補強した。
 その後、細く切った寒冷紗を背の部分に接着。終了時刻が迫ってボンドが乾くまでは待てず、クリップで仮固定して終了。表紙への接着は次回に持越しとなった。
 気力体力の問題もあって、この日手掛けたのは2冊のみ。いずれも次回に継続となりそうで、いまひとつスッキリしない活動日だった。

2025年5月18日日曜日

ほどほど路上イベント

 今年最初となる自由参加型路上イベントの日。昨秋の最終イベントで今年も同じ要領でやると聞かされてはいたが、会場となる市民広場が自宅から遠く、設置されるはずの案内看板を見に行けない。
 ふと思いついてネット検索をかけたら、最新の看板を掲載しているSNS情報を発見。やることが確認できて、安心して出かけられた。

 昨年後半に試みた公共交通機関を使ったルートを今回も選択。10時15分に徒歩で自宅を出て、バスと地下鉄2本を乗り継ぐ。前回のようなバスの遅れもなく、11時20分には会場に着いた。
 今年最初とあってか、広場の人数は少なめ。一昨年秋から参加し始めて、今回がはや6度目。すっかり顔見知りになった方々と挨拶を交わし、早々にエントリーを済ませる。


 昨年最後の回は参加者が22組と過去最大を記録したが、今回は14組とほどよい数。代表のMさんから出演順の発表があり、いつもは5番前後だったのが今回は13組と遅い。「早めに演りたい」との希望が数名いて、Mさんが配置に腐心した様子だった。
 この種のイベントでは早めに演るのを好むが、順番を決めるのはあくまで代表Mさんの権限である。

 予報では雨は降らないはずが、なぜか空模様が怪しくなってきた。場の準備は整っているため、予定を5分早めて始めることになる。


 トップはいつも通り、代表Mさんのサキソフォーン独奏から。その後、女性ボーカルや書道パフォーマンス、アコーディオン独奏、ギター弾き語りなど、新旧交えた参加者のパフォーマンスが切れ目なく続く。
 参加者の男女比は10:4。珍しくグループ参加は書道パフォーマンスのみで、他はすべてソロ参加。順番が遅いため、持参したサンドイッチと珈琲の昼食は開演直後に半分食べて備えた。

 SNSで情報を発信していたKさんの姿を出演者に見つけ、声をかけてあれこれ話す。
 長く参加している常連の方だが、地元商店街に所属する企業に勤務していて、看板そのものを作っていたことを知る。なるほど情報が確かなわけだ。


 幸いに雨は降らず、参加者も10分の持ち時間を守って順調にプログラムを消化。聴き手は15〜30名の間を増えたり減ったりしたが、後半はやや減少傾向だった。
 14時くらいに私の出番となる。これまで中央のステージ上で歌ってきたが、立って歌うとやや不安定のため、今回は横のタイル上にマイクと譜面台を置いて歌った。

 都合6度目となる今回は「空を飛ぶ」をテーマに選んで構成。前回と同様に「起」と「結」を想定して、以下の2曲を歌う。

 コンドルは飛んで行く」(フォーク)(オリジナル訳詞)
 空も飛べるはず」(J-POP)


 4月の連続ライブを無事に乗り切った反動か、直近の練習では高音で声枯れが起きるなど、喉の調子はあまりよくなかった。それでも直前の喉飴が効いたか、いざ始まると声はまずまず出た。

コンドルは飛んで行く」は1番を英語で、2番をオリジナル訳詞で歌うという、過去にやって評価が高かった構成。英語歌詞で歌う参加者は過去にあまりなく、珍しさの一点では特をしたかもしれない。
空も飛べるはず」は過去に何度も歌っている得意曲。歌詞の内容にあわせてギターストロークパターンを細かく変化させる伴奏もハマって、場の手応えは熱かった。

 終了後に書道の女性から、いい構成でしたね、と声をかけられる。書道パフォーマンスとジョイントでも?との話も飛び出した。
 弾き語りや楽器以外のジョイントは過去に朗読くらいしかないが、試みとしては面白いかもしれない。


 全員が演じ終わって時刻は14時20分。5分早く始めたこともあって、定刻の15時を大幅に短縮した。帰宅はいつもより早めの15時45分。早く終わると身体の負担も軽く、いいことづくめだ。
 メールをチェックすると、しばし音沙汰のなかった有料老人ホームから6年ぶりのライブ依頼が飛び込んでいた。コロナ禍も収束傾向で、あちこちで復活の気配を感じる。

2025年5月16日金曜日

前閉じパンツの怪

 3月上旬に金婚旅行前の準備をしていて、傷みの進んだ下着(パンツ)を発見し、この際買い替えようとディスカウント店に行った。
(ちなみに、高校を出てからパンツはすべて自分で選んでいて、結婚後もそれは続いている)
 選ぶのは無彩色系で柄のないボクサーパンツ。高校までは母親が買ってくるブリーフを受け入れていたが、浪人生活中に新聞配達のバイトを始め、自分の稼いだ金で買うようになった。

 ボクサーパンツを買うのは久しぶりのこと。品質タグに記した日付を見ると、およそ5年ぶりである。傷みが進むはずだ。
 売り場で見繕うと、2枚で700円弱の品がある。物価高騰の折、意外にも以前とたいして変わっていない。カゴに入れてみたが、どうも様子がおかしい。1枚400円ほどの品も並んでいて、色も生地もよく似ている。違いがよくわからないのだ。


 めったに買うものでなく、慎重に商品タグを調べると、「前閉じ」なる不可思議な説明書きがある。(「前閉じ」って…?)
 不審に思いつつ、さらに調査を進める。すると、驚くべき事実が判明した。説明文通り、用を足す際のスリット穴が存在しない。つまりは、女性用パンティと同じ造りなのだ。前スリットがなければパーツは減って縫製も簡単になる。他に比べて安いカラクリはこれだ。
 迷ったが、2枚買うのはやめて、400円の一般タイプ(「前開き」と呼ぶらしい)を1枚だけ買った。
 旅から戻って再度売り場に行ってみると、価格が一気に上がっていて、前開きタイプに1枚500円以下の品は見当たらない。更新時期のパンツは他にもあり、やむなく千円で前開きタイプを2枚買った。

「前閉じ」タイプを仮に買ったとすると、価格は安いが用を足す際はズボンとパンツを下げ、大便器に座ることを強いられる。最近よく耳にする「座りション」という代物だ。
 主に既婚の若い世代にジワジワ浸透しているらしく、先日は新聞で実証試験の特集を組んでいたほど。
 立って洋便器に用を足すと、高い位置からの勢いで跳ね上がり、壁や床を汚して不衛生、というのが理屈らしい。
 若い世代の妻側が、夫に厳しく要求している様子が目に浮かぶ。前閉じパンツのニーズを支えている背景は、この「座りション」の波及に間違いない。
 実は自宅で仕事をするようになってから、トイレ掃除はずっと私の家事分担。寝る前に用を足し、水を流した直後に掃除ブラシを使って便器内を洗う。毎日欠かさずやると汚れはほとんど目立たず、25年経ってもピカピカ光っている。トイレ洗剤もあるが、めったに使わない。
 自分で掃除をやると便器内外の汚れには敏感で、たまに汚すのは床。すぐにトイレットペーパーで拭き取り、問題があれば雑巾でさらに水拭きする。
 新聞特集にあった周辺壁への盛大な跳ね返りは、我が家の場合はない。用を足す際に便器をまたぐようにし、落下高さを最短にしてトラップ水をめがければ、跳ね返りはほとんどない。トラップ水を外して陶器に直接ぶつかると、跳ね返りは激しい。要は使う側の心がけ。

「座りション」を受け入れている方々は、会社や公共空間でも大便器を選んで座っているのだろうか?時間もかかって、煩わしくはないのだろうか?
 前閉じパンツの発見に端を発し、生きにくい世の中になったものだと、いろいろ考えさせられた。

2025年5月13日火曜日

冬越し山東菜

 気温がユルユルと上がってきて好天である。この時期の懸案事項のひとつである家庭菜園の掘り起こしをやった。
 腰の調子もよく、コルセットはつけずに14時過ぎから作業。昼食後で眠くなる時間帯だが、ここで昼寝してしまうと、ズルズルやらずに1日が終わりかねない。最近覚えた「眠気が消える指圧」を事前に施してから始めた。


 昨年から掘り起こしは菜園全部ではなく、年ごとに半分ずつ交互にやる手法に変えた。輪作を避けて作業負担を軽くするためだった。

 今年は西半分を掘り起こす順番。いつものように草取り用の小型の鍬を使う。以前は剣先スコップでやっていたが、こちらも負担を軽くするための方策。
 加齢に伴ってじょじょに手抜き作業へとシフトしているが、それでも何もやらないよりはマシ。


 一通りやって珈琲タイム休憩とした。時計をみると1時間15分が経過していて、それなりに手間取った。
 休憩後、石灰と鶏ふんを撒いて終了。6年ぶりのジューンベリー開花に気をよくし、今年はライラックやクレマチス、球根類の周辺にも石灰と鶏ふんを撒いた。

 夜に土の温度を計るとまだ11度くらいで、「1日を通して地温が15度をキープ」という発芽温度にはまだ遠い。種まきは今月下旬あたりか。


 GW中に気づいたが、昨年育てた山東菜のうち、早い冬の到来で抜き取り損ねた山東菜の根から、なんと新しい芽が育っている。
 2020年から作り始めた山東菜、丈夫でよく育ち、輪作にも強くて、長く食卓をにぎわしてくれる頼もしい存在だった。例年雪が降ると抜き取っていたが、まさか冬を超えて生き延びるとは夢にも思わず。

 新たに種を蒔くと、収穫まで最低1ヶ月はかかる。冬越しが可能なら早くから食べられることになり、野菜高騰で苦しむ家計には大助かりだ。今後は根を残したままで冬を越すことにしよう。

2025年5月12日月曜日

省エネ運転継続

 これまで車の年間を通した燃費は定期点検や車検時に記録していたが、整備工場の人員配備の都合で時期がバラつくようになり、不都合が発生。昨年からはGW直後の適当な時期に記録してリセットすることにした。
 新車購入後の平均燃費は以下の通り。(ワゴンR_5MT

・2022.5.11(1年目):23.9km/L
・2023.7.11(2年目):25.2km/L
・2024.5.9(3年目):24.6km/L
2025.5.11(4年目→今年):25.4km/L


 実は2024.10.2に操作ミスで数値をリセットしてしまい、そのときの燃費が26.8km/L(走行距離7,766km)。今回の走行距離は9,081kmで、この1年に走った距離は約3,200km。走った期間と距離から補正して、今年の燃費25.4km/Lを算出した。
 4年間の単純平均でも24.8km/Lとなり、全車種を対象とした燃費ランキングサイトで比べても遜色ない数値。

 この1年で遠出はほとんどなく、3月に旅行のため千歳空港を往復したくらい。大半が買物や病院通いの街中走行だが、数値としては非常に安定していて、惰性走行を駆使したマニュアル運転が効いている。
 今後も家計のため、そして環境負担軽減のため、省エネ運転を心がけたい。

2025年5月11日日曜日

母の日プレゼント

 今年も妻あてに3人の子供たちから、母の日プレゼントが届いた。市内在住の長男からは、先日やったGW家族会の折に直接手渡された。

 いつものように、三者三様の心遣いが垣間見える。花に加えて食べ物がからんでいるのは、「花よりダンゴ」の妻の嗜好に合わせたもの。


 最近のライブで飛び出したリクエストのうち、応えられなかった2曲を新レパートリーに加えるべく、練習に励んでいる。「時計台のある街(浅沼修)」「最後の雨(中西保志)」がそれで、どちらも全く知らない曲だった。
 YouTubeを中心に情報を集め、歌詞を聞き取ったりコード譜を探ったりしつつ、メロディを反復視聴して頭にたたき込むという地道な作業。

 こうして苦心してレパートリーに加えても、2度と同じリクエストが出ないケースも多々あるが、自分の幅が広がることは確か。
 過去に同じ経緯でリクエストをもらい、その後いろいろな場で歌うようになった曲に、「池上線」「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」がある。努力は決して無駄にはならない

2025年5月9日金曜日

ジューンベリーに花が

 玄関横のジューンベリーの木に、白い花がびっしりと咲いていることに今日気づいた。シンボルツリーにするつもりでメルカリで2,300円で買い、5年が経過したが、これまで一向に咲く気配がない。白い花と赤い実を期待していただけに、毎年ガッカリさせられていた。
 突然開花した訳は、いまひとつ不明。毎年の剪定は怠らず、雪置き場になる位置なので、枝折れ防止の冬囲いは年中やっていた。思い余って昨年は根本に鶏ふんの肥料も施したが、もしやこれが決め手になったのか?


 ともかくも、長い準備期間を経て一気に開花した白い花を見ると、正直うれしい。園芸作業を長くやっているが、やはり種が芽吹いたり、予期せず花が咲いたりする瞬間に最もやりがいを感じる。

 次なる期待は、セオリー通りに花が実となり、赤く熟して食べられるようになること。20年前に植えたラズベリーの木は、翌年に実がなった。以降毎年忘れず開花し、実がなって食卓をにぎわしている。
 同じバラ科のジューンベリーも実はそのまま食べられ、ジャムやお菓子の材料にもなるとか。順調にゆけば、今年は忙しくなりそう。

裏庭のチューリップも開花

2025年5月7日水曜日

健診&検診の始まり

 妻を伴って市の集団健診に行った。会場は昨年も同じ時期に行った近隣の町内会館。7月からは胃ガンを始めとする各種検診のスケジュールが控えていて、集団健診は早めに済ませたかった。

 健診時間は9時半〜11時で、昨年より早い10時に会場に到着。昨年もそうだったが、区では最初の健診会場とあってか、会場は空いている。


 調査票への記入から始まり、尿検査や身長体重測定、血圧測定と問診、採血と順に進む。2年続けて問題のあった血圧は、今年も150/90と高かった。自宅でやった直前の血圧は127/72という平凡な数値。つまりは昨年同様の「白衣高血圧症」というヤツである。
 今回も過去1ヶ月分の自宅血圧測定値をプリントして持参。平均値は117/69(朝の計測値)で問題がない。これらの資料を提示したせいか、2年続けて強制的に受けた心電図と眼底検査は、今年は指摘されなかった。
 そのほか、昨年まであった腹囲の計測も今回はナシ。コロナも収束傾向で、健診自体が簡素化の方向にあるのか?身長体重は昨年と変わらず、問診でも肺や心臓に特に異常はないとの診断だった。

 最後に肺のレントゲンを撮って、10:45ころに健診は終了した。結果は数週間後に送られてくる。
 予想よりも早く終わり、「どこかで昼食でも…」と妻が誘ったが、昼食には早すぎる。そもそも健診に備えて朝食も食べていない。
 却下して自宅に戻ると、時計はまだ11時前。遅い朝食を食べ、その後定番食料品を求めて、いつものディスカウント店を回る。ともかくも、健診&検診シリーズの第1段を終わらせた。

2025年5月6日火曜日

メルカリで初出品

 フリーマーケットのメルカリで、初めて出品にトライした。
 2019年からの6年で、PC関連品やライブ用の音響機器から始まり、食料品やDIY関連、園芸植栽など、幅広いジャンルで20回以上利用。ネット通販にはない品揃えと、リーズナブルな価格設定が魅力だった。
 使うのはもっぱら購入で、出品は一度もない。かってはヤフーオークションで10回ほどの出品実績があり、出品に拒否感があるわけではないが、写真を撮ったり説明文を考えたり、梱包して発送する手続きが煩雑で、つい避けていた。

 今回初めて出品する気になったのは、3年間使ったWiMAXの無線LANルーターが契約更新で不要となったこと。支払いは分割払いで済んでいるため、中古品として売れると判明。リサイクルショップに持ち込むより、メルカリなら価格的に有利と知った。
 ヤフオクを避けたのは、オークション機能がないこと。送料込みの価格を設定し、一発で購入が決まるシステムが自分には向いている。
(その後、メルカリにもオークション形式の選択が可能と判明)


 同じ商品の情報を事前に詳しく調査。長くネット事業をやっている長男から「欲張らないで低めに価格設定すれば、すぐ売れるよ」とのアドバイスをもらう。
 旅行やライブなどに忙殺され、GWに入ってようやく作業を始めた。

 最初に商品の撮影に取り掛かり、取説を含めて計5枚(最大20枚)を撮る。推奨画像サイズは720×720の正方形。これを知らずに長方形で撮ってしまい、画像ソフトで修正した。
 続いて商品の説明文を書く。メーカー、生産年月日、使った期間、使っていた状況、商品に含まれないもの(箱とSIM)、汚れの状態etc、情報は具体的に詳しく不都合な部分も記す。今回は取説にマーカーのラインと鉛筆の書き込みを消した跡があり、隠さず書いて写真も撮った。

 準備が整って、いよいよ出品。まず写真を順にアップロードする。するとメルカリ側で画像を分析し、カテゴリや推奨価格を提案してきた。過去のヤフオクにはなかったことで、おそらくAIが関わっているのではないか?
 続いて商品名称、説明文、カテゴリ、商品の状態、配送料負担、配送方法、発送元地域、発送までの日数を順に設定。価格は熟慮のすえ、メルカリ推奨価格の端数を切り上げて決めた。


 出品時刻は昨日の22:45で、過去の同商品を調べると、安めの価格設定なら出品後1日以内には購入されている。
(売れるとすれば、翌日中か…?)と思っていたら、なんと30分後の23:15には「売れました」とのメールがメルカリから届いた。

 あまりの早さに驚きつつも、さっそく取引相手にお礼のコメントをメルカリ経由で送る。普通はいくつかの「いいね!」がついてから売れるものだが、「いいね!」はゼロで、いきなり売れている。ときどき発生するという値引き要請もなく、先方(地域や名前は匿名)はよほど急いでいたのか。
 こうした展開も想定し、商品は清掃を済ませて防水ビニール袋とプチプチ緩衝材で包み、手頃な段ボール箱に準備してあった。
 一夜明けて、朝食もそこそこに発送手続きをする。配送方法は出品時に「らくらくメルカリ便」を設定してある。ヤマト運輸が扱っているメルカリ独自の配送サービスで、送料は全国一律。通常かかる送料との差額をメルカリが負担してくれるのが大きなメリットだった。
 対応サイズは幅広く、今回は宅急便の60サイズ(750円)に収まる。最初に設定しておけば発送時に専用のQRコードが発行され、自分と相手の宛名書きは不要。これにより、匿名発送が可能となる。
 万一配送中に商品の紛失、破損が発覚した場合はメルカリがサポートしてくれ、まさにメルカリのための発送手段といえる。


 発送は指定コンビニ等でも可能だが、散歩コースの途中にヤマト運輸の営業所があり、梱包の済んだ商品を持ち込んで手続きをした。
 まず店内にある「ネコピット」という機器で「2次元コードをお持ちの方」を選び、発行されたQRコードをスマホに表示して読み込ませる。
 商品内容を確認後、配送希望日と時間を選び、送り状を印刷。
 印刷された送り状を自分で切り取り、荷物に貼って受付に出せば終了。(控え伝票がもらえる)配送料はメルカリ経由で請求されるため、ここでは支払わない。
 特に難しいことなく、手続きは終わった。受付の対応がよく、疑問点は親切に教えてくれた。

 やや手間取ったのは、スマホへのQRコード表示。実はスマホのメルカリ専用アプリをまだ使ってなく、メルカリはすべてPC経由で利用していた。購入だけならこれで支障ないが、出品となると難しい。スマホの専用アプリならQRコード表示は簡単にやれる。
「メルカリで商品を出品」は認知症予防の一環として「なにか新しいことを」と、自分に課した今年の目標のひとつだった。
 商品到着には数日かかり、先方に着いて評価を受けるまでが取引。ヤフオクを含めて過去にトラブルは一度もないが、無事に到着したなら、新たな不用品の出品も今後は考えたい。

追記
 5/8にメルカリ経由で商品の先方到着を確認。無線LANルーターという特性上、購入者がフリーSIMなどを使って動作確認するのに時間がかかり、評価が届いたのは2日後の5/10午後。
 結果として問題はなく、互いの取引評価を経て無事に取引終了。代金は入金となった。
(代金には販売手数料10%配送料が引かれている)
(残高は振り込みで現金化したり、本人確認を終えていれば、別商品の購入にも使える)

2025年5月4日日曜日

GW家族会

 前日に連絡があって、長男一家が急に遊びにやってくるという。いつものGWなら道南で暮らす独身の次男が合流するが、あいにく今年は仕事の都合で帰省しない。
 ただ、完全中止となれば孫娘が長いGW休暇を持て余しかねず、都合のつくメンバーだけ集まることに。

 2月にやったバレンタイン家族会と同じく、近隣のはま寿司で回転寿司をテイクアウトし、バスでやってくる孫娘とお嫁さんと14時に駐車場で待ち合わせる。(長男は別ルートの自転車で来訪)
 14時半くらいに全員が集合し、午前中にお嫁さんが近所で買ったという美味しいボタ餅でオヤツタイム。母が作った味によく似た、上品な甘さだった。(写真は撮り忘れた)


 その後、私が数日前に作っておいたラズベリーアイスを食べつつ、孫娘が持参した2年生のときの学校作品を見せてもらう。
 絵も工作も作文もよくできている。学校では図工と音楽が得意だという。読書感想文も読ませてもらったが、視点がなかなかいい。文体もまとまっていて、先生の花丸がついていた。
 創作全般の才知をあちこちから受け継いでいるようで、将来が楽しみだ。

 17時半くらいに寿司を食べる。孫娘の食欲に目を見張った。いつものメニューでは足りないほど。測ってみたら、身長がこの2ヶ月半で3センチも伸びている。よく食べるはずだ。
 4月から3年生になって、もうすぐ9歳。母親の背を追い抜くのも時間の問題か?


 18時半くらにお開きにしようとしたら、「スイカを食べ忘れているわ!」と妻が叫ぶ。午前中からバケツに入れ、浴室に置いて水と氷で冷やしておいたのを、すっかり忘れていた。
 あわてて取り出して包丁で切り、食卓に並べる。いつもこの時期に熊本の親戚から送られてくる名物、金山スイカである。変わらぬ甘さと瑞々しさを堪能。
 食べきれない分は土産に持たせ、30分遅れの19時に解散。最寄りの地下鉄駅まで車で送った。ちょっとあわただしかったが、今年のGW家族会も無事にやれた。

2025年5月1日木曜日

桜とラズベリーアイス

 気温が18度まで上がり、天気予報がパッとしないGWの中日としては、絶好の日和。平日とあって特にイベントはないが、自宅を中心に東から西へ川沿いの道を一周する散歩コースを、今年初めて辿った。

 腰の調子もまずまずで、およそ3キロ(≒4,000歩)の道のりをテクテク歩く。西側の川沿いにある遊歩道の桜並木が、ほぼ見頃になっていた。ささやかだが、今年の花見はこれで終わりとなりそうな予感。


 帰宅後、GW中にやってくるかもしれない孫娘に備えて、切らしているラズベリーアイスを作る。ラズベリーは昨年採った分を冷凍してある。
 しばらくぶりのため、レシピを確かめつつ作る。グラニュー糖がぎりぎりだったが、なんとか足りた。6つの紙コップに分割し、冷凍庫に収納。あとは連絡待ちである。