日々の散歩で歩くコースは、さまざまな条件から適宜選んでいる。
車や自転車が少ないことはそのひとつで、騒音や事故のリスクがあり、なにより交通量の多い道はリラックスできない。
続いて人が少ないこと。「ぼっちキャンプ」というTV番組で、進行役のヒロシが「人の集まる場所にはテントを張りたくない」言っているが、気持ちは似ている。
散歩の途中で顔見知りになった方と挨拶を交わしたりするのも悪くはないが、元来が孤独を好むタチ。躾の悪いワンコに突然吠えられたりすることもあり、できるならひとり静かに歩いていたい。
土手沿いの道は各種条件に合致するが、悪路や雑草で歩きにくいことが多々あり、最近はあまり歩かない。
川沿いに整備された遊歩道は簡易舗装されていて歩きやすいが、時間を選ばないと人やワンコに遭遇することが多い。
現状でよく歩くのは、公道ではあるが遊歩道ではなく、農道に近い畑沿いの一般道。たまにやってくる車にさえ気を配れば、殺風景であっても、快適な「ぼっち散歩」を楽しめる。