2024年9月22日日曜日

敬老家族会

 彼岸3連休の中日、長男一家が遊びにやってきた。この日は午前中の室温が20度近くと寒く、今季初めてポータブルストーブを1時間ほど点けて部屋を暖めた。

 まず13時半すぎに長男が自転車で来訪。地下鉄とバスを乗り継いでお嫁さんと孫娘が合流した。
 長男が買ってきたおはぎを仏壇に供えてみんなでお参りしたあと、これまた長男が買ってきたケーキで早めの珈琲タイム。その後、孫娘とお嫁さんが手作りしたという「敬老額縁」をプレゼントされた。手描きの花と文字とのバランスよい。


 孫娘は持参したタブレットPC(iPad)で、ずっと動画を作成していた。「うごピク」というAppleのお絵描き無料アプリで、タッチペンで絵を描き、音楽をつけて簡単にパラパラアニメが作れる。
 YouTubeに仕組みが似ていて、アップロードすると「いいね!」やコメントがつき、世界のユーザーと交流ができるとか。

 孫娘の過去作品を見せてもらったが、大好きなクレーンゲームをウサギのキャラが遊んでいる動画がよく出来ていて驚いた。コメントや「いいね!」も多くもらっていて、すっかりハマっているらしい。子供の熱の移り変わりは早い。


 この日はコメント欄からリクエストがきたというキャラクターのアニメを一心に作っていた。
 作る過程を見せてもらうと、色の交換やプロセスのアンドゥ(取り消し)など、素早い動作で迷いなくこなしている。デッサン力はこれからとしても、8歳でタッチペンをこれだけ使いこなせれば、今後いろいろな場面で役立ちそうな予感がする。

 iPadもタッチペンも親が買い与えたそうで、高価なゲーム機よりも創造性の面で、よい買い物だったのではないか。
 長男が小学生のころ、大流行したファミコンをずっと買わず、代りにパソコンとキーボード、マウスを買い与えて自由に使わせ、ゲームの基礎(プログラム)やその作り方を学ばせたことを思い出した。


 長男とDIYに関していろいろと情報交換。応急修理中の自転車のビスをストック分から見つけて本修理したり、故障した浴室換気扇の点検口を自力で作った話や、構想にあるというマンション和室の洋室化に関し、具体的手法を教えたりした。
 40代後半に差し掛かり、手元の細かい作業が難しくなったという長男に、メガネを外して裸眼で作業する裏技を伝授。いずれは私のように近々両用メガネを作る必要がありそうだ。


 16時半に頼んでおいた寿司をとりに行く。8月の家族会は長引いてバスに乗り遅れたこともあり、早めの17時過ぎから夕食を食べ始めた。
 これまでのオーダーを微調整して注文。寿司が好物の孫娘はマグロや鮭を中心によく食べた。
 ただ、時間がやや早すぎたことと、妻が別におでんを作ったこともあり、寿司が9個余ってしまった。翌日の昼食に美味しく食べたが、調整はなかなか難しい。

 直近バスの最終便が19時で、18時45分に解散。パラパラアニメを大人たちに褒められたこともあってか、孫娘も機嫌よく帰っていった。