月に2回は焼くフルーツケーキ、牛乳パックの空き容器を型にしてオーブンで焼いてきたが、先日フライパンで焼いたりんごケーキの評判がよく、バナナケーキもフライパンで焼けるのでは?と思い立った。
バナナケーキの材料は「HM100g」「卵1個」「砂糖大さじ3」「食用油大さじ3」「水大さじ4」「バナナ1〜2本」。これにレーズンやシナモンを適宜加える。
対してりんごケーキの材料は「HM200g」「卵1個」「砂糖大さじ3」「マーガリン」「牛乳or豆乳120cc」「りんご1個」「シナモン」といったところ。
違っているのは、りんごケーキにHMを倍の200g使い、水ではなく牛乳or豆乳を、食用油ではなくマーガリンを使う部分。これを通常のバナナケーキと同じ材料にしてフライパンで焼いてはどうか?と考え、さっそく試した。
HMが少なくて貧弱になりそうで、過去のレシピを調べ、サツマイモ小1個をスライスし、10分茹でて角切りにして加えた。
りんごケーキに習い、最初にマーガリンを流し、表側をIH目盛2の弱火で12分焼く。やや焼け過ぎの感じがし、裏返してIH目盛1の超弱火で6分焼いた。
試食してみると、オーブン焼きに比べてやや硬い印象。牛乳or豆乳の代わりに水でもOKとわかったが、HM100gなら大さじ4杯(60cc)は必要だ。
りんごに比べてバナナは焦げやすく、炒めて並べる前処理は不要。単純に角切りして全体を混ぜるだけでよかった。
しかし、なぜか妻には好評で、お代わりを求められた。硬めの食感が逆によいという。人の好みはそれぞれか。
予熱が不要で焼く時間も短く、弱火で済む。電気代はあきらかにフライパン焼きが勝る。型を加工する手間も不要。ケーキ作りの新パターンになるのは確実で、そのまま定着する可能性もある。