雪解けが進んで、大半の路面から雪は消えた。冬の間、物置裏の壁に吊るして保管してあった自転車を掘り出し、氷塊を落として長い眠りから目覚めさせた。
記録的豪雪のせいで、壁にビス止めした木製フックが完全に割れてしまったが、自転車自体の損壊はない。
一晩置いてから要所に油をさし、夕方に試し乗りをかねて近くのスーパーまで買物に行く。途中の道路状況は昨夕の散歩で確かめてあった。
自宅母屋と車庫の屋根に積もった雪も大半が解けた。目で見る限り、雪止め金具や屋根の損壊は見られない。
過去に例のない巨大な雪庇や許容設計値を超す1.5Mの豪雪に見舞われたが、大きな事故もなく、外注にも頼らずに、どうにか自力で「記録的災害」を乗り切れた。