雪解けが進むこの時期に欠かせない雪割り作業を日々やっている。
例年なら道路の雪は除雪車が削ぎ取ってくれ、真っ先に舗装面が見えてくるが、今年に限っては行政にそんな余裕がないらしく、厚い氷塊に覆われたままだ。敷地内の雪割り以前に、道路の雪割りを個人でやる必要がある。
剣先スコップの先端を厚い氷塊の下に差し込み、テコのように使うと一気に氷塊がはがれる。適当な大きさに割り、路肩や敷地内雪置き場に運ぶ。「雪割り」というより、感覚的には「氷はがし」に近い。
陽射しのある日はアスファルトの集熱作用でどんどん解けるため、日に何度も作業する。自宅前の道路は路面がきれいに現れ、車の出し入れが格段に楽になった。
記録的豪雪の冬だったが、電動除雪機の使用はごくわずか。大半を3丁の小型スコップで乗り切った。