2007年5月16日水曜日

追いこして追いかけて

 連休でしばし眠っていた人々が一斉に活動し始めたせいか、突然忙しくなった。月曜にマンションの外観パースの予約が入ったと思ったら、翌日の午後に急ぎの住宅パースの仕事が立続けに入った。
 住宅の仕事は予告なしに、図面がいきなりFAX送信されてきた。木曜中に2棟を納品できないかとの打診で、中1日しかない。しかし、うまい具合にマンションの図面が確定するのが木曜の夕方。まるで狙ったようにぽっかりと空いている隙間だ。工程的にはかなりキツイが、仕事のあるうちが華。即刻請けた。
 実は連休明けの1週間、体調が優れなかった。充分に睡眠をとったはずでも、何となく眠り足りなく、身体に力が入らないのだ。はっきりいって休みボケである。軽いウツ状態だったかもしれない。
 打診や予約だけあって、現実的な仕事が入ってこないというのも精神的にはよろしくない。そこへ降って湧いたような仕事の山。さっそく取りかかったわけだが、昨日は気持ちと身体がアンバランスで、いまひとつ能率は上がらなかった。

 明けて今日、いつもより睡眠時間は少ないはずが、なぜかスッキリとした目ざめ。仕事もドンドンはかどって、午前中には1棟分を終らせ、いまは2棟目にとりかかっている。樹木や花などの添景の貼りこみ作業は残っているが、明日夕方の納期には間に合う。
 仕事の到来に合わせるように、またまた新曲が空から降ってきた。先週水曜に妻と行ったモエレ沼公園でのちょっとした出来事が、そのまま歌になった。久々に昼間の時間帯を背景にした曲で、そのせいか曲調は極めて明るい。
 広い意味でのラブソングだが、年代を選ばない珍しいタイプの曲だ。もしかすると10~80代まで通用するかもしれない。タイトルは「追いこして追いかけて」。まさにできたてだが、細かい推敲作業を兼ねて仕事の合間にずっと歌っている。サビの部分のリフレインがなかなか心地よい。

 これで今月に入って2曲目のオリジナルだが、出来る時はこんなもの。程よい忙しさが、感性を程よく刺激してくれる。それにしてもモエレ沼公園には、まるで歌の神様が眠っているようだ。
「オリジナル曲に行き詰まったら、モエレ沼公園に行け」が、いよいよ現実的な合言葉となりつつある。