2017年12月16日土曜日

束の間の休息

 怒涛のXmasライブ期間中、4日だけある完全休養日のうち、今日がその3日目。明日からは8日間で1日しか休みがない。貴重な休日なので、心身の手入れにまい進する。

 昨夜は咳で起こされることもなく、最低一回は起きる夜のトイレもゼロ。ぐっすり寝たはずが、不思議なことに昼近くに睡魔に襲われ、居間のベンチでうたた寝。
 1週間飲み続けた咳と痰の薬も、今日でようやく飲み切った。薬の一部に副作用があり、飲んで1時間後くらいで軽いめまいに襲われる。特に午前中がひどく、今日もそのせいかと思ったが、昼食後にトライアルに買い出しに行ったら、店の中でも頭がフラつき、気分が悪くなった。

 早々に帰宅し、珈琲をセットして居間ベンチでちょっと横になったら、また1時間ほど寝てしまう。Xmasライブ中、最大の山だった昨日のカフェライブを無事に切り抜け、咳や声がれによる不調もほぼ克服したことで、気が抜けてしまったようだ。


 遅い珈琲タイムのあと、ライブ機材等を整備する。まずは昨日演奏中に切れた弦の残りを交換。4弦以外は無傷だが、張力の異なる弦の併用は好ましくない。
 切れた原因は不明だが、酷使による弦の劣化があったかもしれない。実は昨日の交換時に弦の入った袋を破くのに難儀した。手では開かないので、ボールペンの先で突いてようやく開封。

 新たな予備弦には全ての袋にハサミで切り込みを入れた。この種のことは実際に経験してみないと分からないこと。商品に対する作り手の配慮が足りないとも言えるが。
 昨日限定でマイクスタンドにセットしたサブマイク用ホルダは、カフェ側で別のマイクスタンドを準備してくれて、結局使わずに済んだ。しかし、スタンド中間部にフックがあると、ケーブルをかけるなど、何かと便利なことを知る。
 普段使っている単純な紙製ホルダに戻す際、横向きに小さなネジをつけてみた。移動時の使い勝手が増すことを期待しよう。

2017年12月15日金曜日

4度目で定着か?

 札幌近郊のカフェで歌った。5月、7月、10月に続く今年4度目のライブで、15日間で断続的に続く13本のXmasライブのうち、これが唯一の介護施設以外の場である。
 札幌の北に位置し、距離的には遠いので風雪による交通渋滞が心配されたが、穏やかな陽気で道路に雪はなく、交通量が少ない分、夏場よりも走りやすいほど。25分で難なく先方に着いた。

 さっそく設営に取り掛かる。今回はプロジェクターによる歌詞投影をやめたので楽になったが、コラボ演奏用に専用マイクを設置し、Xmasの雰囲気を盛り上げるため、LEDのイルミネーションをマイクスタンドに設置。それなりに時間はかかった。


 懸命の治療のかいあって、1週間前に傷めた喉の調子は8割方戻っていた。前半の予定曲を事前にチェックしたが、大半の曲が普通のキーで歌えた。キーの選択が2つある曲は、用心して半音低いほうで歌うことにする。

 開始20分前くらいにコラボ演奏するS子さんがやってくる。電話で曲目とおおまかな進行は打合せてあったが、キーや入りのタイミングは実際に歌って合わせる必要がある。
 実はもう一人コラボ演奏予定者がいたが、諸事情で今回は見送ることになった。お店の関係者なので実現すれば受けることは間違いなかったが、惜しいことをした。
 今回は天候にも恵まれたせいか、集客は初回なみに戻り、ほぼ満席状態。お店側の飲物やXmasデザート等のサービスにやや手間取り、定刻をやや遅れて14時6分にスタートした。
 前半はXmas企画とそれに続く私のセレクションで、約40分で12曲を歌う。


「ジングルベル」「サンタが町にやってくる」「見上げてごらん夜の星を」「ホワイトクリスマス」「冬の星座」「ウィンター・ワンダーランド」「クリスマス・イブ」「We wish you a Merry X'mas」
「雪が降る」「赤坂の夜は更けて」「ヘッドライト」「雪化粧」

 喉に一抹の不安はあったが、開始20分前に持参の大根ハチミツを飲んだこともあって、特に問題なく歌い進んだ。Xmas企画は8曲としたが反応は悪くなく、全曲をXmas系で貫いてもよかったかもしれない。
「クリスマス・イブ」を歌っているとき、後半でピックが割れた。粘りのある素材で作った手製ピックで、ライブ中に割れることはめったにない。素早く持ち替えて切り抜けたが、実はこれが次なるトラブルの前兆だった。
「雪化粧」を歌っている際、前半で突然弦が切れた。あとで調べたら4弦がブリッジ付近でぷっつりと破断している。昨年はライブ中に5弦が、一昨年は3弦が切れている。以来予備弦を常に持つよう心がけているが、交換には数分かかる。

 歌は弦が切れたままで歌い終えたが、継続はもはや困難。時計を見ると14時44分あたりで、ちょうど休憩の時間だった。事情を話して休憩に入ることにする。


 動揺を抑えつつ、素早く弦を交換。やや手間取って5分近くもかかった。それにしてもピック割れと弦切断がほぼ同時に起きるとは。修復に手間がかかる弦切断が後半終了間際であったことが救いだった。

 14時51分くらいから後半開始。リクエストを中心に、およそ40分で11曲を歌う。
(※はリクエスト、◎はコラボ)

「ラ・ノビア◎」「きよしこの夜◎」「昴※」「地上の星※」「シクラメンのかほり※」「知床旅情※」「いちご白書をもう一度※」「学生街の喫茶店※」「ダニーボーイ」「天使のウィンク」「ジングルベル※」
 冒頭のコラボ2曲は交換直後の弦の緩みが気になって、やや集中力を欠いた。伴奏に専念というのが、逆に難しさにつながったかもしれない。コラボ演奏そのものは無難にまとめた。

 以降のリクエストタイムはフォーク系の比率が非常に多く、いつものお店の傾向と一致した。もし次回があるとしたら、前半をフォーク系セレクトで貫く考えもありそうだ。
 終盤になってリクエストが途切れたので、適当に埋めたが、アクセントで入れたつもりの「天使のウィンク」は、場の空気からやや外れたかもしれない。「ダニーボーイ」で場がしんみりしたので、明るめの曲を、と選んだつもりだが、叙情系フォーク「神田川」の選択もあった。

 多少の反省点はあったが、喉の調子は4回の中で最もよかった気がする。地方都市のカフェで音楽系のXmasイベントは運営面での難しさもあるが、思いのほか盛況でお店にも喜んでもらえた。
 手探りだったカフェライブ、回を重ねてお店の定例イベントとして定着しそうな気配をなんとなく感じる。そうなるとよいが。

2017年12月14日木曜日

サブマイクの点検

 延べ15日間に及ぶ怒涛のXmasライブ期間中、完全休養日は4日しかない。その貴重な2日目が今日で、喉の手入れのほか、バッテリの充電や各種機材の点検をする。
 休養日のない連続ライブだと、単純な身体のキツさのほか、機材の点検や翌日の準備をする時間が限られてくるのが辛い。

 明日は今年4度目となる近郊都市でのカフェライブ。今回は2名の方とコラボ演奏することが決まっていて、私の役割はギター伴奏とサブボーカルだ。
 過去にも同様のコラボはあったが、マイクは1本で間に合わせていた。しかし、聴き手から「サブボーカルがよく聞こえない」との声があり、今回は最初からサブマイクを準備することにした。

Xmasライブ中は機材一式を玄関ホールに置いてある

 過去に何度か似たコラボ演奏をやっていて、ある程度のノウハウはあった。機材省力化のためミキサーは持参せず、リバーブのマイク入力端子にマイクを2本つないでやるだけ。本来はステレオ用として2つあるRとL端子だが、マイクもPAもモノラルなので普通に音は出る。
 理由は不明だが、マイク1本よりもボリュームがやや落ちるので、2本使う場合は30%くらい上げてやる。

 今回はその動作確認のほか、マイクスタンドの縦パイプ上端に手製のマイクホルダを装着した。ギターをマイク録りする際に主に使うが、今回は単純なマイク置き場のような役割。歌うときはここからマイクを抜いて手で持つ。
 本来は別のマイクスタンドを使うべきだが、歌うスペースが非常に狭く、省スペースでやるにはこの手法が最適だ。
 声がれの改善に伴って、深夜の咳も回復傾向で、昨夜は咳で眠れないという現象が一度も起きず、久しぶりによく眠れた。
 逆に歌の練習中に咳がこみ上げそうになるという現象が再発。気が抜けてハチミツ大根をやめたのが早すぎたのかと、再び作って飲むことにする。
 喉の異変は一進一退だが、全体としては確かに快方に向かっているはずと信じたい。

2017年12月13日水曜日

喉の劇的回復

 一昨日歌ったばかりのデイサービスで再び歌った。同じXmasライブで内容も同じだが、曜日を変えたことで、多くの聴き手が入れ替わった。
 2日前は咳が遠因と思われる急な声がれに見舞われ、悲惨な内容だったが、中1日の休養日を活かし、喉の回復に励む。
 咳に悪いというアルコールを一切やめ、0時前には床につく。病院で処方の薬のほか、声がれに即効性のある漢方薬「響声破笛丸料」を毎食前に欠かさず飲んだ。

 声がれは日毎に改善し、昨日は普段より半音下げれば歌えるようになり、2日後の今日は普段通りのキーで歌えるまでに回復した。プロの歌手やアナウンサーも愛用するという「響声破笛丸料」の効き目、やはり絶大である。


 前回同様に14時から開始。2日前と一部の曲を変更し、48分で16曲を歌う。
(※は歌詞指導)(◎は二択リクエスト)

「ジングルベル」「上を向いて歩こう」「二輪草」「お富さん」「ここに幸あり」「小樽のひとよ」「いつでも夢を」「荒城の月」「矢切の渡し」「小指の思い出」「恋の町札幌◎」「大空と大地の中で(リクエスト)」「憧れのハワイ航路」「故郷※」「青い山脈※◎」「北酒場(アンコール)」
 この日は2日前よりも格段に聴き手が少なかった。あとで知ったが、9人もの欠席者がいたという。大半が風邪で、歌い手の私も咽喉部でウィルス侵入を必死で防いでいる風邪予備軍なのだった。
 聴き手の大半が女性ということもあってか、反応は非常に弱かった。サンタ衣装で仮装した職員さんが盛んに手拍子で盛り立てても、あまり乗ってこない。喉は復活していたが、聴き手の反応は必ずしもそれとは連動しない。

 反面、「ここに幸あり」「荒城の月」等の叙情系の曲に対する反応はそれなり。局面打開をはかるべく、後半になって二択リクエストを仕掛けてみたが、これにはそれなりの効果があった。
 リクエストを募っても反応は乏しく、唯一あったのは職員さんからのもの。ラスト近くで口頭での歌詞指導を2曲続けたが、これには応ずる人がかなりいて、効果はそれなり。


 経験値を総動員しつつ工夫を重ね、時間ぴったりにまとめて終えたが、場の雰囲気が微妙。終了宣言する職員さんが現れず、かといって誰一人席を立つでもなく、シーンと静まり返ったままなのだった。
「アンコール…?」と女性職員さんがポツリとつぶやき、ただちに私が応じて「アンコールですか?でしたら、手拍子で催促するとか…。こんなふうに」とリードすると、ようやく会場から手拍子が湧く。
 ごくまれに発生する「歌い手主導アンコール」だが、聴き手が大人しい場合は、こんなこともある。

 不思議なことに、終了後に声をかけてくれた利用者の方が3〜4人いた。場は静かでも、歌が届いていないというわけではなかったらしい。ライブはなかなか奥が深いもの。

2017年12月12日火曜日

無動力加湿器

 室内湿度が50%を切り始めた。100均のフェルト布を利用した無動力加湿器は2015年から使い始め、例年1月から設置しているが、ひどい咳に悩まれている今年は早めに設置することを決断。
 部屋が乾いていると、どうしてもウィルスが増殖しやすい。外出後のこまめな手洗い&うがいのほか、加湿対策も喉のメンテナンスには重要な要素であるらしい。



 咳と声がれは一進一退の状況。ある程度眠れるようにはなったが、完治には程遠い。調べてみたら眠気やめまいは漢方薬との併用が原因ではなく、「アスベリン」と呼ばれる咳止め薬の副作用のようだ。

 ということで、恐る恐る飲んでいた声がれ対策の漢方薬響声破笛丸料」を普通のペースで空腹時に飲み始めた。
 過去に数日で声がれを治した実績があり、1日で声の状態はかなり改善した。試してみたら、昨日歌った同じ曲が、半音下げるだけで歌える。普段通りのキーだとまだ高音がかすれて苦しいが、明日になれば元に戻っているかもしれない。

 漢方薬の在庫がなくなり、昨日アマゾンで注文したが、到着は16日との連絡。明日以降もライブは続くので、急きょクスリのツルハで買ってきた。ネット通販よりも380円高い1,360円だったが、緊急事態なのでやむなし。

2017年12月11日月曜日

高音が出ない

 怒涛のXmasライブ3本目を近隣のデイサービスで実施。2年前に初めて招かれ、昨年は年末に2本続けて依頼された。
 今回も中1日を挟んで2本まとめての依頼で、デイサービスの仕組み上、曜日で利用者が異なるので、同じ内容で2度という話になった。

 病院で処方された薬の効果か、はたまた昨夜試みた「枕を極端に高くして寝る」という対策が効いたか、昨夜の咳はそうひどくなく、久しぶりにゆっくり寝られた。睡眠による体力回復という面では好ましいが、昨日のライブの反動か、起きると声がれの症状があった。
 処方された咳の薬は飲み続ける必要があり、声がれによく効く漢方薬の在庫はあるが、両方を飲む場合は医師に相談すること、とある。迷ったが、ひとまず漢方薬の半分だけを朝食前に飲んだ。
 朝食後に咳関連の薬を続けて飲んだが、しばしして軽いめまいと眠気に襲われる。やはり相性はよくないのか。
 ライブは14時からなので予備室で横になったら、1時間ほど眠った。早めの昼食をとり、今日歌う予定の曲を順にチェック。

 ところが、寝てしまったのがよくなかったか、充分にボイトレをやっても高音が思うように出ない。昨日は普通に歌えていたのに、どうしたことか。2時間35曲という昨日のライブが、体力の落ちている身に相当なダメージとなったらしい。
 時間がないので、この日はキーを下げて歌うことを即断。下げることが不可能な曲は、別の曲に差し替えることにした。


 ともかくも施設へと向かい、開始20分前に到着。担当の方に普段よりもキーを下げて歌うことを事前にお話しする。
 予定ちょうどの14時に開始。苦しみつつも、リクエストやアンコールを交えて48分で17曲を歌う。
(※はリクエスト)

「ジングルベル」「上を向いて歩こう」「二輪草」「お富さん」「ここに幸あり」「小樽のひとよ」「高校三年生」「故郷」「矢切の渡し」「時の流れに身をまかせ」「夜霧よ今夜も有難う」「丘を越えて」「函館の女※」「古城※」「憧れのハワイ航路※」「リンゴの唄」「月がとっても青いから(アンコール)」


「ツヤのある高音」が日頃からのウリなので、やむを得ない事情とはいえ、大半の曲を1音下げて歌のは腹ただしく、情けない思いだった。しかし、この種の場では穴を開けてしまうことが最悪で、多少のアラはあっても、予定通りに場を作ることが大切なのだと自分に言い聞かせる。

 昨日のように歌唱中に咳の出る気配はなかったが、手探り的進行であることは同じ。場の反応自体は悪くなく、事情を知っている担当の方がうまく盛り上げてくれて、前半の予定曲は大きなミスなく乗り切った。
 終了前に数曲のリクエストを募ることが恒例で、カポによるキー調整が不可能な曲が出ないよう祈ったが、何と最初に出た「函館の女」が半音しか下げられない曲。やむなく半音だけ下げて歌ったが、案の定出だし部分で高音の一部がかすれてしまった。

 予定ぴったりの45分で歌い終え、ヤレヤレと思った途端、当の担当者の方から「アンコール!」の声。実はアンコールもこの施設では恒例なのだった。
 ここで初めて喉の調子にふれ、アンコールは1曲限定とさせていただく。(ライブ中に体調不良の言い訳は一切しなかった)


 ようやく終了となり、撤収しようと背景の幕を回避してPAをスタンドごと移動させたら、ケーブル類がつないだままだったことをまた忘れていた。電子譜面つきのマイクスタンドが倒れ、木製ホルダーの一部が欠けた。
 幸いにタブレットPCは無傷で、ホルダーも帰宅後すぐに修復したが、ついこの前も別の場で同じ失態をやらかしたばかり。学ばない学べない自分がなんとも情けない。体調管理のことも含め、いよいよライブ活動の見切り時が近づいているのか。

2017年12月10日日曜日

咳にもめげず〜後編

(前編からの続き)
 咳による体調不良という悪条件下での午前中ライブを無事に終えて、次なる系列施設のサ高住へと向かう。
 同じ通り沿いに北へ2.5キロと近く、15分ほどで難なく到着。ネット経由で最初に声をかけてくれたIさんや、両施設の社長さんもそのまま移動して立ち会ってくれた。
 ちょうどお昼にさしかかり、移動後に施設内で美味しいお弁当をいただく。近隣のイオンで食べるつもりでいたので、移動の手間が省け、気遣いがありがたかった。
 この施設では13時から始めることになっていて、15分くらい前から準備を始める。内容は午前のものと全く同じ予定だった。

 10分くらい前から利用者が集まりだす。聴き手は前施設よりやや少なめ。前施設同様にお茶やケーキのサービスにやや時間がとられたが、一段落するまでじっと待った。
 6分遅れて開始。1時間で18曲を歌う。
(◎は二択リクエストと対決曲)


《セレクトタイム》
「ジングルベル」「上を向いて歩こう」「二輪草◎(瀬戸の花嫁)」「お富さん◎(お座敷小唄)」「ここに幸あり◎(バラが咲いた)」「幸せなら手をたたこう」「高校三年生」「小樽のひとよ」「荒城の月◎(月の砂漠)」「浪花節だよ人生は」「リンゴの唄(歌詞カード)」

《リクエストタイム》
「知床旅情」「恋の町札幌」「くちなしの花」「酒と泪と男と女」「君といつまでも」「クリスマスイブ(初披露)」「青い山脈(歌詞カード)」
 前施設で3曲目に歌った「瀬戸の花嫁」の手応えがいまひとつの印象だったので、ふと思いついて別候補だった「二輪草」との二択リクエストをいきなり仕掛けてみた。
 すると「二輪草」が圧倒的な支持で驚かされる。「瀬戸の花嫁」は介護施設では人気の定番曲だが、人の好みは場で変わるということ。

 以降、前半の多くを二択リクエストで進めたが、結果としてかなりの曲が別の曲と入れ替わった。「小樽のひとよ」は「高校三年生」との対決曲だったが、強く推す方がそれぞれいたので、両方を歌った。場に応じた柔軟な進め方という意味で、咄嗟の判断は正しかったと思う。


 後半のリクエストタイムも順調な動きで、切れ目なくリクエストが出た。「知床旅情」「恋の町札幌」の2曲が前施設と重複して驚く。好みが分かれた二択リクエストとは異なる動きで、こういうこともある。

「クリスマスイブ」は介護施設では珍しく、そもそも人前で歌うのは初めてだった。調子よく歌っていたら、2ヶ所あるファルセットがいつものように出ない。喉の不調が影響していたのは間違いない。
 このほか、冒頭でGやG7のコードで左手の指がつるという、初めての経験をした。後半になって回復したが、長丁場による心身の疲労が関わっていた気がする。
 体調を主とする各種条件は万全ではなかったが、うまくさばいて無難に乗り切り、先方にも喜んでもらえた。
 帰り際にお土産でいただいたXmasショートケーキを妻と美味しくいただく。キモチは一足先にXmas気分。