2026年4月26日日曜日

はまなすの丘を再訪

 2年ぶりに石狩市にある「はまなすの丘公園」に行った。映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった石狩灯台のある砂丘公園で、車で30分弱。何もない茫漠とした風景が好きで、これまで何度も足を運んでいる。
 大型連休の始まる直前で管理棟はまだオープンしてなく、木製の遊歩道は比較的空いている。
 気温が20度に迫る暖かさで、散策には絶好。ハマナスは芽吹いたばかりで、枯れ草ばかりが目立つ道をひたすら歩く。


 今回は初めて石狩川が海へとつながる河口まで歩いた。途中から木製の遊歩道が途切れ、砂利と砂の悪路となったが、それでも歩き続ける人はけっこういる。
 20分ほどで河口に到着。大小の流木が大型動物の骨のようにあちこちに散らばっている。まさに異空間だった。

 足の弱い妻は遊歩道が途切れた地点でリタイアしたが、合流後に様子を伝えると、「私も頑張って歩けばよかった」と悔やんでいた。歩数計は8千歩を超えていた。


 その後、公園の西側にあるカフェ「マウニの丘」へ行く。4〜11月の週末限定で営業している店で、今季も2日前にオープンしたばかり。
 砂丘の真ん中にポツンと建つ、こちらも独特の雰囲気を持つ異空間カフェで、別の映画撮影でも使われている。「マウニ」はアイヌ語でハマナスを意味するらしい。


 到着は15時近く。17時の閉店が迫っていたせいか、店内は空いていた。残り少なくなったケーキと共に、美味しい珈琲をいただく。


 1時間以上もぼんやりと時を過ごし、その後近くにある本郷新の彫刻「石狩―無辜の民」を歩いて見に行く。
 開拓者を慰霊するブロンズ像で、布で巻かれた足と手が訴えるように横たわっていて、圧倒された。何度も来ている場所だが、来るたびに新しい発見がある。