2025年2月25日火曜日

排雪の町内会負担

 昨日からの2日間、町内会の排雪作業が実施され、家の前はすっきりと広くなった。

 作業は「パートナーシップ排雪制度」と呼ばれる札幌市の排雪支援制度で、費用の一部(30%程度)を地域町内会が負担することで、通常は市が行わない幅10M未満の狭い市道の排雪を実施する。
 今冬は12月の寒さが厳しかった割に、1月は一転して暖冬傾向。過去に一度だけあった「排雪作業なし」に該当するのでは?と期待したが、2月になって雪の日が急増し、結局は平年より多い積雪量に。



 この排雪制度は住民側の負担が大きく、利用するために町内会費が月額300円も上がったほど。ところが町内会未加入者も恩恵を受けてしまうという問題が以前からあった。
 町内会未加入者は年々増え続ける傾向にあり、不公平感は今後も増大する。

 そこで市は制度の廃止を含めて、目下検討中である。有力なのは排雪の範囲を狭くする代わりに、費用は全額市の負担とする案。
 今冬は間に合わなかったが、実現すれば2016年度から9年続いていた町内会の負担がゼロになり、町内会費が下がるのは確実。終わりなき諸物価高騰の折、わずかでも家計の負担が減るのはありがたいことだ。